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「すぐに弱音を吐いてしまう」「ダイエットに失敗する」……日常にありがちな私たちの行動を分析するのに、難しい理論はいらない。心理学のメインテーマともいえる「なぜ、その人は○○をしてしまうのか」という問いへの答えを「心」ではなく、「外部の環境」に求めるのが行動分析学だ。「好子」「嫌子」「出現」「消失」。あらゆる行動は、四つのキーワードで分析可能であり、不登校から潔癖症まで、様々な問題行動を劇的に改善することができる。本書はそうした改善の実例を豊富に揃えるとともに、最新の知見も交えた実践の書である。【目次】まえがき/第1章 その行動をするのはなぜ?/第2章 行動に影響を与えるメカニズム (基本形)/第3章 行動がエスカレートしたり、叱られても直らないのはなぜ?/第4章 行動に影響を与えるメカニズム (応用形)/第5章 行動は見た目よりも機能が大事/第6章 日常のありふれた行動も/あとがき
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Posted by ブクログ
行動分析学を基に発達障害や不登校の問題に取り組む奥田健次先生の新書です。
この本は行動分析学について専門用語を交えながら解説をされています。
「拝啓、アスペルガー先生」等の著書に比べると専門的な分、難しそうな印象を受けます。しかし、行動分析学について例を用いて説明しており、とても分かりやすく思いました。
また、強度高度障害等の事例もあり、実践家としての著者ならではの書となっております。
著者の他作品と合わせて読むとより理解が深まると思います。
行動分析学に興味がある方
発達障害や不登校の問題を抱えている方
モチベーションの高め方に悩んでいる方へ。
Posted by ブクログ
行動分析は科学。人も動物も同じ原理で動いている
強化と弱化、好子と嫌子。四つのルールで全て説明できる。人の心は複雑だからと様子見(放置)するよりよっぽど解決し健全だ
◎「行動随伴性」
その「行動」をした後の「結果」を望ましいほうにコントロールする
◎死人テスト
「静かにしている」は死人でもできるから「行動」ではない
◎「アメ」と「アメなし」で動かす
p.84「ムチ」の副作用
1.行動自体を減らしてしまう
2.何も新しいことを教えたことにならない
3.一時的な効果があるが持続しない
4.弱化を使う側は罰的な関わりがエスカレートしがちになる
5.弱化を受けた側にネガティブな情緒反応を引き起こす
6.力関係次第で他人に同じことをしてしまう可能性を高める
Posted by ブクログ
著者は、専門行動療法士、臨床心理士として、発達障害、自閉症、不登校などの問題解決を行う行動コーチングアカデミー代表。 特に問題を抱える子ども、家族との取り組み現場での事例が多数用いられ納得感の強い一冊。
行動の前後を確認することで、問題行動が促進あるいは継続される原因を炙り出し、原因の排除あるいは行動者が認識の有無を問わず期待している結果とは逆の効果を与えることで問題を解決させるアプローチが学べる。
例えば「周囲や相手の驚き、心配、言葉なし」→「リストカットの傷跡を見せる」→「相手のたじろぎや、心配、言葉あり」のケースでは、多くの場合腫れ物に触るような対応で「深い問題を単純化しないでほしい」「リストカット行為は、注目されたいとかそういう動機じゃない」などの意見が問題を長引かせることに繋がることも多く、問題解決においては、感情的にならず機能分析に徹する事が重要としている。
問題に共感することと問題を解決することが表裏一体と感じられた。
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