栄光の岩壁(下)
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栄光の岩壁(下)

792円 (税込)

3pt

“六文足”の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を素材にして、あらゆる困難にうちかつ男を描いた長編小説。

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栄光の岩壁 のシリーズ作品

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  • 栄光の岩壁(上)
    792円 (税込)
    戦前に幼少時を過した竹井岳彦は18歳のとき八ヶ岳で遭難し、凍傷によって両足先の大半を失う。戦後の荒廃した雰囲気の中で、青春を賭けるものは山しかないと考えた岳彦は、鴨居からロープを吊して、まず歩行訓練をはじめる。やがて“ない足”を甦らせて、未登攀の岩壁をつぎつぎと征服し、強烈な意志の力と不屈の闘魂によって日本一のクライマーにまで成長していく……。
  • 栄光の岩壁(下)
    792円 (税込)
    “六文足”の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を素材にして、あらゆる困難にうちかつ男を描いた長編小説。

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栄光の岩壁(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月02日

    上巻のワイルドさとは打って変わり、現実に戻された会社員生活。
    結婚するくだりは山岳小説は思えない、別の意味でハラハラとさせらせました。
    ハッピーエンドを願いながら読みました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    1/25-1/25
    一気に読んでしまった。雪山にも挑戦したくなってきた。ロッククライミングは無理としてもヨーロッパの山に行きたい!

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    登山中に凍傷で両手足の大半を失った主人公が、山への思いをいっそう強め壮絶な執念で岩壁に張り付く。下巻

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月27日

    岳彦は山屋である。
    壮絶なリハビリの末、日本を代表するクライマーとなった彼に、
    スイス・マッターホルン登頂の話が舞い込む。

    信頼できる相棒をようやく獲得し、マッターホルンの頂上へ・・・

    実在の人物がモチーフになってるみたいだ。
    かなり読みやすい小説。

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月09日

    圧巻。登攀のリアリティは作者のどんな体験に基づくと描けるのだろうか。このリアリティさがあってはじめてこの小説の醍醐味が浮かび上がってくる。他の小説も読みたい

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月21日

    最後まで思っていたよりは面白く、時間もかからずに読むことができました。
    下巻では途中でなんと恋愛小説に転換。最後、また山の話に戻っていよいよクライマックスと思ったら、久々の悪役復帰。いろんな展開があったけど、娯楽要素を詰め込もうとしたのかな?

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月26日

    山の描写がきれいでいいな。
    最後の津沼はもうなんかお約束感があって逆におもしろい。「やっぱきたー!」みたいな。作者は狙って書いてるねこれ。
    結婚の章もなんか少年雑誌の恋愛マンガみたいでおもしろい笑
    もうピンチに次ぐピンチの連続でどのていどピンチなのかわからないピンチのゲシュタルト崩壊が起きていた。広...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月23日

    --君たちは勇気ある退却をしたのだ。登ることよりそのほうがむずかしいことなのだ」--
    凍傷によって両足先の大半を失った竹井岳彦は、不屈の闘志で日本一のクライマーに成長した。
    悪天候のアイガー北壁から逃げ帰ったときに、老登山家から言われた言葉。
    翌年、彼は日本人初のマッターホルン北壁登攀に成功する。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月05日

    今とは価値観が違うのでモタモタしてるように感じたり、騙されたり、でもそれが人間らしさなんだろうなと思いながら読みました。
    脚色はもちろんあるでしようけど、実在の人物の話というのがよかった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月09日

    “六文足の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を...続きを読む

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