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Posted by ブクログ 2010年06月27日
本書は、中世史を専門とし
現在は大阪観光大学研究員である著者が
三種の神器について記した著作です。
皇位の象徴とされる「三種の神器」
著者は、古事記に記された伝承や律令制の下での位置づけ
そして、源平の争いの中での逸失とそれに対するの対応を紹介。
そのうえで、鎌倉後期から南...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月28日
必要であれば理屈は生み出せる
後鳥羽上皇のコンプレックスを
あざ笑う知恵者たち
二条良基 何処かに有ればよい
一条兼良 無くても天皇いるし
皇室を損ねる策謀を内閣がする
権能の無い天皇の権力行使だと
改元=報告の後で法手続きせよ
譲位=憲法違反が議論になる愚
この本は知りたかい歴史空白を
埋めて...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月13日
「ボール一つにキリキリ舞いさ」という有名な歌詞があるが、中世の皇室も三種の神器にキリキリ舞いだったのである。
源平の戦いにおいて、壇ノ浦で安徳天皇が三種の神器とともに入水したのは比較的有名な話で、鏡と勾玉は運よく回収することができたが、宝剣は海底へと沈んでしまい、現在に至るまで見つかっていない...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月02日
「三種の神器」というものは、天皇すら見たことがなく、皇位継承には絶対に欠かせないもの。
もし御所が火事になって、天皇自身か「神器」かどちらか一方しか助けられないとしたら、「神器」を優先する。それくらいに大事なものということをどこかで聞いたことがあった。
でも、過去に無くなってたことがあったのね。...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月17日
三種の神器といえば、神から授けられた、天皇を現人神たらしめる象徴なので、三種の神器に魅せられた人々の伝承や伝説を楽しめると思ったのですが、本書は、主権を得るために、権力の象徴である三種の神器を簒奪しようとする勢力争いが話の中心となっています。
タイトルどおり、もっと三種の神器を主題にした内容であっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月14日
今年の大河は清盛が主人公だけに、壇ノ浦の描写がどの程度になるのか、気になるところではありますが…。
本書によって、平家が三種の神器を持って都落ちしたことが如何に重大事だったのかが改めて判って、その成り行きにドキドキしながらページをめくりました。
この、源平時代の大事件のみならず、赤松氏に絡む神器争...続きを読む
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