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Posted by ブクログ 2013年11月10日
忘れられない作品は誰にでもあると思う。私の場合はこれの表題作だ。中学生か高校生くらいに読んで、ショッキングで影響を与えた作品。タイトルを失念してしまい、覚えている内容を頼りに探していたのだが、ようやく見つけることができた。
昔はただ漠然とした気持ち悪さを感じていただけだが、大人になって読み返すと作者...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月28日
真面目な筒井康隆
という感想を持った。
パニック小説から恋愛ホラー、近未来SF、他、何のジャンルに入れて良いか判断できない作品。
どの作品も構成があり、小説として面白い。特に冒頭のパニック小説「幻の穀物危機」はリアリティーがあり、情景が迫って来る。戦中の食糧危機を体験したのだろうか。
・幻の穀物...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月05日
途中で何度も辞めようと思うくらい怖かった。
7つの短編集。
どれも普通に生活していれば出くわすであろう内容。
少し誇張されているような描写も感じられたが、
そこに入り込んでいくと、どんどん深みにはまっていく。
打開策や希望もない。
ありえないことかもしれないけど、あったら嫌だなぁとひどく思わせる内容...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月25日
久しぶりにホラー小説でも読んでみようと思った。
「家鳴り(やなり)」という耳慣れない言葉。この本の5番目の短編のタイトルだ。
ホラーといっても、悪人の魂が入り込んだ人形が人を殺しまくることもなく、街中にたくさんのゾンビが徘徊するわけだもない。夢の中で殺人鬼に殺される恐怖も、巨大な隕石が地球に衝突す...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月11日
じわじわと怖さがくる7編の短編集。
凶悪な人が出てくるというわけではないけど、
ゾッとする話と不思議な話。
『青らむ空のうつろのなかに』は実の母親からのDVを受け、父親に施設にあずけられ、施設でも誰にも心を開かない孤独な光
唯一心を許せるもの、守られるものが養豚場で育てている豚だった…
切ない...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月26日
「幻の穀物危機」
都会から離れ、カントリーライフを送る主人公は同じく都会から来て「穀物危機が来る」と言っている岡田と知り合う。
ある日東京で大震災が発生し、その村に避難民がやってくる。
「やどかり」
万引きをした少年を引き取りにきたのは中学生の姉だった。教育センター研修員として働く男が、中学生の姉に...続きを読む
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