イエスの生涯

イエスの生涯

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

英雄的でもなく、美しくもなく、人々の誤解と嘲りのなかで死んでいったイエス。裏切られ、見棄てられ、犬の死よりもさらにみじめに斃れたイエス。彼はなぜ十字架の上で殺されなければならなかったのか?――幼くしてカトリックの洗礼を受け、神なき国の信徒として長年苦しんできた著者が、過去に書かれたあらゆる「イエス伝」をふまえて甦らせた、イエスの〈生〉の真実。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

イエスの生涯 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ジーザスがかっこよすぎる。ジーザスは神の子ではなく、神力的なものを持った超人でもなかった。ただの人だった。ただ、人の優しさを自分のことのように感じることができる人だった。
    盲目の人を癒す力もなく、ただ純粋に痛みを分かち合った。
    最終的に人々は神の子ではないと見放し十字架に架ける。しかし、ジーザスは最後になっても主に彼ら(ジーザスを十字架に架けた者たち)の罪の赦しを乞うた。ジーザスは、最後まで隣人愛を説き、愛による救済を訴えたのだ。
    ジーザスが人間であるということは我々にとって何よりも救いではないだろうか?神の子でも、超人でもなく、ただの人が誰かのために身代わりとなり、最後まで優しさを持っていたということ、それはこの性悪説が真実のようになっている社会に対して何よりも救いとなるのではないだろうか。
    一言で言えば、この本を読んで思ったことは、「ジーザス、かっけえ」だった。人を無心に信じる、無償の愛を与える、それができるのは本当の強さだ。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    聖書についての解説を生き生きとした筆致で描いている。想像部分も多いであろうが、何かキリスト教が遠いものではなく、近いもの感じられる本であった。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    神の子ではなく、人間としての表現されたイエス。
    最初から最後までずっと悲しい、しかし愛を感じる物語でした。

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    「人間イエス」の生涯を複数の福音書と筆者の解釈を交えながら描いた作品。
    イエス=神様、としか考えてこなかった自分にはとても新鮮で、イエスの背負った苦難をまざまざと見せつけられた。『沈黙』や『深い河』を読んだ後で手に取ると、もう一度2作品を読み返したくなると思う。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    キリスト教の「神」とは、私の思っていた神とは別でした。
    「沈黙」を読んだ時のなにか掴みきれない感覚のようなものが
    多少ですが、整理されたような気がします。
    「キリストの誕生」も読んでみたいと
    思います。

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

    キリスト教観がかなり変わった
    これでキリスト教観を変えられると言うのはまさに同作者の「沈黙」で言われた「沼地」のようなものだけれど
    それでも

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    遠藤氏の本を幾つか読んだが、私はその度「神とはなにか?」を考えさせられた。遠藤氏が書く本に現れる神は、所謂神頼みされる神、何かを授けてくれる神、奇跡を与える神ではなく、残酷で、冷酷で、何もしない神だと感じたからである。普段生きていて、神を思う時、それは何かを望む時であったり、なにか幸福に恵まれた時であったりするのが私だった。だからこそ余計に、遠藤氏の作品で現れる神は、どんな信念のもとにその姿をしているのかを知りたかった。この本を読むことで、それがほんの少しわかった気がし、同時にイエスという人に対して遠藤氏がどう考えているのか、イエスの像についてもほんの少し触れられた気がした。この本を読んですぐにはわからなかったが、じっくり自分の中で咀嚼し、反芻する内、ふと、あらゆる苦しさや悲しさや辛さを背負うことを選んだイエスと、そのイエスにずっと無言で付き伴った神の姿とその意味が心に浮かんできた。神は常にどんな時も其処に在る、その救いの意味が少しわかった気がした。私の理解はとてつもなく浅く、議論するに足りないものだろうが、そういうことを少しでも考えられるきっかけができたことは、私にとって大きかったと思う。

    0
    2021年08月26日

    Posted by ブクログ

    「何もできぬイエス」「無力なイエス」そして「愛を注ぐイエス」を語る本。

    遠藤周作さんは根が小説家なので、ときたま聖書の解釈が(私からみると)ぶっ飛んでて面白い。
    遠藤さんは基本的に、奇跡は実際起こったことの比喩と解釈している。そしてイエスを、苦しむ人々に寄り添う人、効果がある奇跡より無力な愛を大事にした人として描いている。

    愛読書決定!

    0
    2020年05月26日

    Posted by ブクログ

    『沈黙』で描かれたイエス・キリストの生きた姿。かくも優しく無垢な人間が、過去に本当に存在したという事実に胸を打たれます。『沈黙』同様、遠藤文学を知る上でぜひとも読んでおくべき作品です。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    皆を平等に愛するイエスの優しさに触れ、温かな気持ちになった。イエスは言う。『人間にとって一番辛いものは貧しさや病気ではなく、それら貧しさや病気が生む孤独と絶望のほうである』と。聖書は深い。

    0
    2026年07月13日

イエスの生涯 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

イエスの生涯 のシリーズ、関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

遠藤周作 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す