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Posted by ブクログ
斬新なストーリー展開。読んでいてざわつくテーマだけど面白かった!
彼も彼女も甘いんだよ、と思うけど、その甘さ加減も一種のコミュニケーションだとは知ってる。でも本でも現実でも、やっぱ好きになれないですこういうの。
心の中の絶対に埋められない空白。
埋められないことがわかっていながら、埋めたいという衝動を常にかき立てるうつろな裂け目。
そういうものに気づいたとき、どう対処するのが正解なんだろうね。
と、ネタバレしない程度の感想を言いましたが、個人的に、すごく称賛したいところは、不倫相手となった女性のずるさをものすごく丁寧に書いてるところ!
そしてそのずるさは、不倫・浮気をした男性の言い分(言い訳ではない)を緻密に書くからこそ浮き彫りになるもので。
不義理をした人やそれに荷担した人、ついでにストーカーしそうになったことある人にぜひ読んでほしい。これを読んで、そういう人たちの気持ちがわかった気がした。わかっていいことではないかもしれないけど。
Posted by ブクログ
初めて手に取った作家さんの本。
読んでる途中これを女性作家さんが書いたのは凄いなと感心してしまったけど、読み終えて調べたら男性でした。
やはり、男性でないと書けないような内容だなと思います。
浮気、不倫、ストーカーをし、果てに殺人まで犯してしまった被疑者の男の供述と、それを聞く検事。
被疑者の男の身勝手な考え方、偏執的な語り口による自己正当化が不愉快だけど、引き込まれるものがありました。相手の女性はもっと取るべき態度があったようにも思いますが、被疑者目線だとこうなってしまうのかな。
検事は栄転を控え、受け持ったこの被疑者の話に多少なり自分の過去を重ね、そして感化されていきます。
男性には少なからずこういった感情があるものなのだろうか。
内容が内容だけに不快感や嫌悪感を感じる人も多いかもしれませんが、女性として心理状態が興味深かったです。
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小説・文芸
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