ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

924円 (税込)

4pt

4.0

書き下ろし作品が本屋大賞にノミネートされたことで、作家としての評価が少しずつ高まってきていた李奈。そんなある日、岩崎翔吾絡みで因縁のある出版社、鳳雛社の編集者から新作執筆のオファーが舞い込む。数多くの作家が代表作を発表してきた文芸ひとすじの老舗からの誘いに、喜び勇んで会社を訪ねる李奈だったが、そこから思いもよらない事件に巻き込まれていく――。

...続きを読む

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 のシリーズ作品

1~11巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~11件目 / 11件
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論
    748円 (税込)
    ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家・岩崎翔吾との雑誌対談に出席。テーマの「芥川龍之介と太宰治」について互いに意見を交わした。この企画が きっかけとなり、次作の帯に岩崎からの推薦文をもらえることになった李奈だったが、新作発売直前、岩崎の小説に盗作疑惑が持ち上がり、この件は白紙に。そればかりか、盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていく……。真相は一体? 出版界を巡る文学ミステリ!
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II
    792円 (税込)
    推理作家協会の懇親会に参加したラノベ作家・杉浦李奈は、会場で売れっ子の汰柱桃蔵と知り合う。後日、打ち合わせでKADOKAWAを訪れた李奈は、その汰柱が行方不明になっていることを知る。手掛かりとなるのは、1週間後に発売されるという汰柱の書いた単行本。その内容は、実際に起こった女児失踪事件の当事者しか知り得ないものだった。偶然の一致か、それとも……。本を頼りに真相に迫る、ビブリオミステリ!
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル
    836円 (税込)
    彗星のごとく出現した作家、櫻木沙友理。刊行された小説2作は、いずれも100万部を突破、日本じゅうがブームに沸いた。彼女を発掘した出版社が新人作家の募集を始めることを知ったラノベ作家の杉浦李奈 は、親しい同業者の那覇優佳とともに選考に参加。晴れて合格となった2人は、祝賀会を兼ねた説明会のために瀬戸内海にある離島に招かれるが……。そこはかの有名な海外推理小説の舞台のような、“絶海の孤島”だった。
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに
    880円 (税込)
    中堅・グライト出版が大々的に売りだした新人作家REN。刊行した作品が女子中高生を中心に次々ベストセラーになるが、既刊からのパクり問題が浮上しブームは突如として失速。出版界の事件を解決してきた李奈には、被害作家からの相談が寄せられる。自著からの盗作も判明し、頭を悩ませる中、別の難題も抱えていた。「シンデレラの原典を探れ」という不可解なメールが届いたのだ。送り主の意図、そしてその正体は一体……!?
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手
    880円 (税込)
    日本小説家協会の懇親会会場で起きた大規模火災。小説家をはじめ多くの出版関係者が亡くなった。生存者はわずか2名。現場には放火の痕跡が残されていたため、大御所作家を狙った犯行説が持ち上がる。ネット上では“疑惑の業界人一覧”なるサイトが話題になり、その中には李奈の名前も。放火犯はいるのか? ベストセラー作家・櫻木沙友理と「万能鑑定士Q」莉子の登場で、前代未聞の事件の真相が明らかに……!
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川
    880円 (税込)
    都内で改造ガスガンを使った殺人事件が発生。被害者2人のうち1人の胸の上に芥川龍之介の「桃太郎」が小冊子に綴じられて置かれていた。これまで文学に関わる難事件を解決してきた李奈は、刑事の要請で今回も捜査に協力することに。一方で本業の小説執筆ははかばかしくなかった。加えて母の愛美が三重から上京。気持ちが落ち着かずにいた。謎めいた事件と停滞気味の自分。李奈はこの2つの問題を乗り越えられるのか!?
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング
    880円 (税込)
    24歳になった李奈は引っ越しを終えた新居で心機一転、小説家として新たな一歩を踏み出そうとしていた。新刊の評判は上々。しかしそんな状況に水を差すような事態が! アマゾンの評価は軒並み星一個となり、行った覚えのない店での痴態が撮影され、書きもしない官能小説が自分名義で編集者に送られていたのだ。一体何が起きているのか? 混迷を極める中、出版社にいる李奈を呼び出す内線電話がかかってきて……。
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ
    880円 (税込)
    太宰治の遺書とみられる文書が、75年ぶりに発見された。太宰本人の筆である可能性が高いことから筆跡鑑定が進められていたが、真贋判定の直前に仕事部屋で起きたボヤにより鑑定人が不審な死を遂げる。李奈が真相究明に乗り出すが、同時期に本屋大賞にノミネートされた同業者の柊が行方不明になったことで、胸中は穏やかではない。太宰の遺書と気鋭の作家の失踪に関連は? そして遺書は本物か? 手に汗握るビブリオエンタメ!
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ
    924円 (税込)
    書き下ろし作品が本屋大賞にノミネートされたことで、作家としての評価が少しずつ高まってきていた李奈。そんなある日、岩崎翔吾絡みで因縁のある出版社、鳳雛社の編集者から新作執筆のオファーが舞い込む。数多くの作家が代表作を発表してきた文芸ひとすじの老舗からの誘いに、喜び勇んで会社を訪ねる李奈だったが、そこから思いもよらない事件に巻き込まれていく――。
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 X 怪談一夜草紙の謎
    924円 (税込)
    『十六夜月』がヒットしたことで作家としてのステージが上がった李奈。三十階建て駅前マンションに引っ越し、気持ちを新たに次作に取り組む中、担当編集者から妙な頼み事をされる。ベテラン作家・丹賀源太郎が開いていた文学塾の閉塾に伴って催される宴に出席して欲しいというのだ。しかも依頼主は極端かつ急進的で差別主義的な思想を前面に出した長編小説がベストセラーになっている源太郎の息子だという。2人に面識もなく、塾にも関係のない李奈は戸惑うものの渋々参加を了承する。果たして開かれた宴席は、奇妙なものだった……。
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI 誰が書いたかシャーロック
    924円 (税込)
    ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈 。いつものようにコンビニバイトを終えて自宅マンションに帰り着くと、そこには担当編集の菊池と同い年の小説家、優佳の姿が。じれた様子の2人ら“ある賞”の候補になったことを知らされる。加えてその後、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼される。その謎とは? いったいどんな目的で? そして、気になる賞の行方は……。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ブックカバーを新調したのが嬉しかったのか、イッキ読み

    売れる前から(勝手に)見守り続けてきたこの子もついにか〜
    今まで以上に過去作と、リアルとのリンクが盛りだくさん
    終盤へのたたみ込まれっぷりもなんか気持ちよかった!

    次作も新人なのねw

    0
    2023年08月29日

    Posted by ブクログ

    かなり肝が座ってきた李奈と、短絡的思考の宗武との言葉の応酬が面白かった。
    言葉の内容はもちろん、三点リーダーや短文の組み合わせで、食い気味に言い返したり、ポンポン言い合ったりしているのが自然に伝わってきた。

    真相は今まで以上に全くわからなかったので、解決編は出来すぎな気がしたが、李奈がとても聡明だ

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    李奈さんが短い間にまた一段と成長しました。小説家というよりも人間として、探偵として?です。「人の死なないの」件は、ファンとしては嬉しいような、自分で言うの?という感じで、微妙でした。

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    シリーズものとは知らずに、初めて読んだ。
    単発でも、わかりやすくて、楽しめた。

    小説家が、書くだけで食べていくのは、大変。
    大きな賞を取れば、本が売れるとは限らない。

    一冊の本を出版するのに、時間と手間がかかるのがよく分かった。

    そして、売れなければ、採算が合わないことも。

    主人公が死んでし

    0
    2023年12月26日

    Posted by ブクログ

    もう習性になってシリーズを読み続けている 毎回趣向が変わってくるのも驚き 出版スピードも同じくすごい 次回作もすぐ出るらしい あきる野市を舞台にしてるのも身近で楽しい

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    なかなかミステリの要素が出ないな、と思いつつ、実は予想もしていない部分がどんでん返しなのかなと疑いつつ読み進めてもやっぱり予想してない部分だった。ただ、ミステリ要素はそれほど重要ではないのだろうね。本を愛する作者の思いが伝わるようだった。

    0
    2023年08月31日

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの内容で結末も救いはあるのと、犯人と狙われている人物の思惑が入り組んでしまい複雑になっている様子は面白く、純文学と商業主義の対立、商業主義に反発して生まれた新しい文学の話は読みごたえがあった。しかし今作に関しては、途中に出版や製本の知識を用いて李奈が事件関係者の遭遇した不可解な出来事やア

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋大賞にノミネートされた事により、徐々に評価が上がってきた李奈。そんな中、純文学に定評がある鳳雛社から執筆のオファーが舞い込み…

    ヒロインが難病に侵され、死にエンドの風習がヒットの法則と言うやり手編集者に、真っ向から挑んだ李奈。流されずに自分を貫く強さが加わった気がします。

    そして、ついに李奈

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    早くもシリーズ9作目

    相変わらず巻き込まれてます。

    でも、今作はあまり大きな事件という訳でもなく
    回避もできたような気がします。

    まあ、ようやく売れっ子作家になれて
    よかったですね

    0
    2023年09月08日

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

松岡圭祐 のこれもおすすめ

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す