ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
太宰治の遺書とみられる文書が、75年ぶりに発見された。太宰本人の筆である可能性が高いことから筆跡鑑定が進められていたが、真贋判定の直前に仕事部屋で起きたボヤにより鑑定人が不審な死を遂げる。李奈が真相究明に乗り出すが、同時期に本屋大賞にノミネートされた同業者の柊が行方不明になったことで、胸中は穏やかではない。太宰の遺書と気鋭の作家の失踪に関連は? そして遺書は本物か? 手に汗握るビブリオエンタメ!
アプリ試し読みはこちら
1~11件目 / 11件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
相変わらず、ラノベのような表紙とはギャップのあり過ぎる文学知識重めのストーリー。 読んだことがなかった新潮社文庫の『グッド・バイ』の一部が数ページに渡って掲載されていた(他社なのに?!)のは、ありがたいやら恐縮するやらだ。 出版社の実名登場にだいぶ慣れてきたところで、今回、実在の雑誌まで登場して...続きを読むきたので驚いた。雑誌取材の裏側、特に記者の義務や務めを学ばせてもらった感じです。
前作でも特に思いましたが、具体な名前や記事が出てくるので、フィクションなのかノンフィクションなのか分からなくほど、話が煮詰まって行く過程が面白いですね。今回は太宰治の自殺に関わる人間関係や人間考察を織り交ぜながら、現在の杉浦李奈の成長を感じることで没入感が得られます。最後の謎解き(?)でのパワハラ編...続きを読む集長の行く末が書かれていなかったのが、ちょっとだけスッキリしない点が残りましたが、ミステリーとして秀逸ですね。面白かった!
シリーズ8作目、刊行ペースと出版業界の裏を暴く展開は、相変わらず脱帽させられます。 今回は太宰治『グッド・バイ』がテーマであり、太宰自体も掘り下げられております。また、いわゆる文春砲などの雑誌記者についてもテーマの一つと感じました。 前半は、過去作での経験が何度か見られ、シリーズ読者はニヤリとす...続きを読むるかと。 グッド・バイや太宰治に馴染みがないと取っつきにくいかもしれませんが、謎解きまではスローな展開が続きますが、終盤は疾風怒濤の勢いで面白かったです。 唯一気になるのは、とある雑誌記者の扱いについて、ちょっとどういった意図なのか、読みきれませんでした。 単なるミスリード?なのでしょうか。 いずれにせよ、勉強にもなりますし、成長していく主人公自身にも引き続き読みたくなる、そんな本でした。
太宰治の幻の遺書の真贋判定中に起きた殺人事件と、行方不明の同業者探しが、どこかで繋がるというミステリの当たり前なんだが、最後までわからなんだ。 それにしても、主人公の成長速度が速すぎる。
今回も個人的にはイマイチ 理由を考えてみると ・柊さんは、物語中での直接的な絡みがないので、 あまり感情移入出来ない ・今回の事件で警察に何度も呼ばれる理由が薄い ・優佳が一緒にいる必要はあるのか などいくつかありました。
杉浦李奈の推論第8弾。今回は太宰治の五つ目の遺書が見つかり、その真偽が問われてる最中、鑑定人が謎の死を密室でとげ、李奈が警察に協力することになった。一方、本屋大賞ノミネート仲間のほのかに恋心を寄せてる柊の失踪もあり、そちらも関わっていく。こういうドロドロ愛憎系の結論は正直嫌だったなぁというのが感想だ...続きを読むが、このシリーズで改めて太宰治のグッド・バイを読むきっかけになったし、李奈の作家としての成長も嬉しい。今度は何を題材にしてくれるのか今から楽しみだ。
今回のテーマは太宰治。 太宰の遺書と見られる文書が発見され、本人の筆跡である可能性が高い事が判明。だが、それを筆跡鑑定した鑑定人の仕事部屋でボヤがあり、太宰の文書と共に焼けてしまう。そして鑑定人も不審な死をとげ… 李奈が凄く出世しましたね! 最初はカクヨム出身の売れないラノベ作家でしかなかったのに...続きを読む、今回はサイン会までやるまでになって、やっと売れる様になったんだと嬉しくなりました。 李奈にも想う相手ができそうだったのに、理不尽な理由でそれも叶わず、切なかったです。 おどおどしてた初期に比べて、強くなった李奈に巻を重ねる度に成長を感じました。
新人作家の杉浦李奈の推論も第8弾になり、少し作家としての扱いが良くなってきたので今回はネタバレをしよう 最初から太宰治に詳しい専門家として殺害現場に呼び出されました(!)太宰治といえば五回もの自殺未遂があるが、WIKIでもリンクする自分の作品を売らんがためとの説もある・・・殺害者は太宰の新しい遺書...続きを読むが見つかり、彼はまごうことなき自殺の意図があったとしたかった・・・何故か?それは太宰同様の方法で作品と作者の死をリンクさせて売り出したかったから、偽の遺書の真偽を鑑定人に・・・しかし、謎の死を密室でとげ・・・やっぱネタバレは書けない(いや、書いてる)
今回は太宰治の遺書の発見と知り合いの小説家の失踪事件を解いていく話ですが、単純な真相を無理やり複雑化させた印象が否めないのと、(あえてそうした可能性もあるが)失踪した小説家の人物描写が薄すぎて主人公の李奈にも感情移入が出来なかった。とはいえパワハラや出版会の商業主義等の警鐘を鳴らしていることは理解で...続きを読むきた。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論
新刊情報をお知らせします。
松岡圭祐
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
高校事変
千里眼 The Start
探偵の探偵(1)
小説家になって億を稼ごう(新潮新書)
黄砂の進撃
瑕疵借り
千里眼 完全版 クラシックシリーズ1
万能鑑定士Qの事件簿 I
「松岡圭祐」のこれもおすすめ一覧へ
▲ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ ページトップヘ