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サッカー部引退を間近に控えた高校三年生の宮島大地は一度も公式戦に出場したことがない。だが、母を亡くしてから同居している絹子伯母さんには「レギュラー」と嘘をついていた。最後の大会が終わったら進路を決めなければならない。悩む大地に十二年前に家を出た実父から突然、連絡があり……。家族、仲間、将来――迷いながら自分だけのポジションを探し出す物語。
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Posted by ブクログ
普段読まないジャンルでしたがとてもおもしろかったです。ここ最近読んだ小説で一番よかった。 高校生の強豪ではない普通のサッカー部を中心に進む部員たちのお話。 公式戦に出られない選手、レギュラーの選手、レギュラーを奪われた選手、さまざまな人がいる中でそれぞれのポジションを探し出していく様子は自分の高校時...続きを読む代と被る部分もあり共感しながら読むことができました。 できることなら中学や高校のときに出会いたかった1冊かもしれません。
母を亡くし、伯母と暮らす男子高校生の大地。サッカー部のレギュラーになれない秒な立場と、伯母と暮らす微妙な家庭環境を、男子高校生の揺れる心境を通して描く。小野寺史宜ならではの、不器用だけど真っ直ぐに生きる主人公がここにもいた。悩みながらも、おぼろげながらも自分の道を決めていく姿が清々しい。最後のフリー...続きを読むキックを蹴るシーンには涙が滲んだ。小野寺史宜の作品に外れなしだ。
やっぱすごく良かった。 そんな語彙力の無い感想を言ってしまうくらい すごく良いストーリーだった。 著者にしか書けない、「ひと」に通づる 心の描写が本当に素晴らしい。 解説の人も言ってたけど、 私ももっと早くこの本に出会いたかったと 読んでる最中に思ってここに書こうと思ってた。 なのに、してやられ...続きを読むた感じ笑 あの頃の自分に、もっと全力でチャレンジを しろと言いたい。
自分がサッカー部員を経験しているのもあって 共感することも多く、ラストはうるっときちゃいました。 ホケツならではの悩み レギュラーならではの悩み ずっとレギュラーの人なんていないこと。 ポジションは与えられるものではなく 見つけるもの。見つかるもの。 「サッカー」「部活」というより 「人生ある...続きを読むある」として共感できました! 感動を味わえる青春小説として楽しめるのはもちろん とっても前向きになれる作品です。 小野寺史宣さんは「ひと」を最初に読みましたが 登場人物に優しい人が多く 本作品も人の温かさを感じられる作品でした。 部活をやっていた頃。 学生の頃。 小野寺さんの小説に出会えてたら 心もより成長できただろうなと思いました。
高3サッカー部補欠の不遇な少年・大地の物語。 ・風薫る五月 ・風潤む六月 ・風熱き七月 両親の離婚、母との死別を乗り越え、伯母と暮らす高3の大地は、みつば高校サッカー部の補欠。 しかし、自覚のないチームの潤滑油として働くも、熱い血が流れ、自分でも知らないうちに物語を動かしてしまう。 同級生の...続きを読むキューピッドから、離別した父との再会、伯母の結婚など、大地らしく生きる姿がまぶしい。 今年、いや、いままで読んだ中でBEST3. 小野寺作品の中で、一番。 心から皆に読んでほしい。
小野寺さんの本の主人公はいつもあたたかい。表現が一番最適かはわからないが、実直で素直で、謙虚でまっすぐな言葉で話す。それがとても嬉しい。自分が人間関係で悩んでいる時、小野寺さんの小説を読むと、もしかしたらこんな人に出会えるかもしれない、まだ人との関係を諦めなくてもいいかもしれないと思わせてくれる。今...続きを読む回の主人公も周りのメンバーもみんな幸せになってほしい。できれば素敵な人と出会ってほしい。
大地は伯母と2人暮らし。 みつば高校の三年生で、サッカー部では補欠。 大地の母は、大地が中一の時にがんで亡くなっていて、母の姉である絹子伯母さんが大地を引き取って育ててくれている。 学校と家を往復するだけの日々。 伯母さんはキャリアウーマンのしっかり者で、いつだって大地の味方だし、決して強豪チーム...続きを読むではないけれど、監督をはじめ、サッカー部の部員たちと女子マネージャーとのふれあいも、読んでいてとても好感が持てます。 物語が淡々と進んでいくのだけれど、不思議と続きが気になります。 高校三年生という貴重な時間の中で、部活も進路も淡い恋心も、大地の心の揺れが痛いほどわかります。 主人公の描き方がさりげなくて受け入れやすく、小野寺作品にはこういうところに魅力があるのだと思います。 人として大切なことは何なのかをそっと教えてくれるような、とても温かみのある物語でした。
サッカーや、サッカー部に偏見を持っている。悪い方にね(笑)。これは、話として面白かった。家族のシナリオ読んですぐだったし。高校生もの読まないしって、言ってる側から読みました。今、小野寺祭りだから。
若い人向けの青春もの、かなと想像して読み始めたのですが、結構充実の内容でした。さすが憲剛推薦図書です!
サッカーの小説は名作が多い!いや、サッカーを愛する作家に素晴らしい人が多いのか?とにかく面白かったです。主人公は万年ベンチの補欠の選手。かといってレギュラーに対して劣等感を感じ、卑屈な高校生活を送っているということではなく、それぞれの選手や登場人物が、それぞれの立場から悩んだり喜んだりしています。5...続きを読む月から7月までのほんの3か月の物語ですが、豊かな青春生活の貴重な体験を、一緒に過ごさせてもらって、充実感は抜群でした。
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