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犬森祥子の職業は「見守り屋」だ。営業時間は夜から朝まで。ワケありの客から依頼が入ると、人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、仕事を終えた後の晩酌ならぬ「ランチ酒」。孤独を抱えて生きる客に思いを馳せ、離れて暮らす娘の幸せを願いながら、つかの間、最高のランチと酒に癒される……。今日も昼どき、最高のランチと至福の一杯! 心を癒し、胃袋を刺激する絶品小説。
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Posted by ブクログ
ご飯とお酒の美味しさがめちゃくちゃに想像できて、家の近くのご飯屋さんも、街のご飯屋さんも開拓したい欲が溢れ出てきた。 美味しいご飯て幸せだなぁってしみじみ思った。
すごく、すごく、心に沁みる一冊 “美味しそうな本だろうな” と思って読み始めたけれど、それだけじゃない 主人公・祥子の人生が、少しずつ語られていく 一冊の中には十六の章が収められている。 一つのストーリーは、あっけないほど短い。 だけどそれは絶妙な短さで、しっかりと伝わってくるし、余韻もちょうど...続きを読む良い感じ。 祥子が深夜の仕事を終えて、ランチのお店を選び、美味しい食事とお酒を注文する様子、その料理の描写ときたら… 思わず唾を飲み込む。 ランチ酒の理由… ひとりの家に帰りたくない。 だから外でご飯を食べてお酒を飲む。 でも本当に辛いと、それさえもできなくなる。 「お酒を飲むっていうのも体力や気力がいるもんだな」 そんな祥子も、幼馴染の親友たちと話すことで何かが吹っ切れて少しだけ前を向く。 そんなラストに思わず涙が溢れた。
短編になっていて、1編1編が短いので隙間の時間に少しずつ読めるのが良かったです。 美味しそうな食事とお酒、人と人の繋がりや優しさが身に沁みるお話でした。 ランチ酒、私もやってみたいと思いました。
夜の特殊な仕事に就く主人公が仕事明けに酒とランチを楽しむだけの話、ではない。 主人公の抱える問題や依頼人とのエピソードがほろ苦い味わいとなって物語に深みを与える。 続編が楽しみ。
食べる事は生きる事かなって思う。 何を食べるか。 そこに妥協しないで美味しく食べられる人は、 生きる力も強いんじゃないかな。 スーパー併設ベーカリーのおつとめ品4個まとめていくら、でランチ済ませる私が言う事じゃないが。 引越しのストレスでてきめん、食欲が落ちたが。 これがいい。という生き方がしたい...続きを読むのに、 これでいい。で流されている。 悩みながら、自分なりの愛情を娘に注ぐ祥子を 眩しく仰ぎ見つつ、 子供にひもじい思いをさせないのがいい母親、 という言葉に縋り付く連休前。 これでいい? と言いながら給食を待ち望んでる気がする。
読みやすかったけど煮え切らない… でもひとりご飯の時って色々考えながら食べるし凄く分かるなーって思った。
深夜の見守りを仕事にしている、犬森祥子は、仕事帰りに、ランチでお酒を飲める店を探して彷徨う。仕事帰りの一杯だが、ランチ時には少々ハードルが高い。祥子は、そんな中でも、居心地良く飲める店を見つける嗅覚が発達。 「中野お助け本舗」の営業時間は、夜22時〜朝5時。実際は、夕方から昼前までなら客の意向に沿...続きを読むいフレキシブルに対応。 その間に、依頼者に代わり、子どもやペットなどを見守る。看護や性的なものはお断り。 その見守る相手が発する言葉から、祥子の思いが綴られる。 祥子は、22歳の時に、合コンで知り合い、3度目のデートで身体を重ねた30歳の杉田義徳の子を妊娠。下ろすことは考えられず、結婚して義両親と同居。子育ての大変さもあり、義母とも合わず、夫の浮気疑惑もあり、子どもを置いて離婚。 そんな自分を後悔したり、攻めたりしながら、見守り屋の仕事をしている。出会う人との交流で、思い出し、感情が波打つ。 こういう人の奥底に沈む弱さを私も書いてみたい気がします。
バツイチの祥子の仕事は見守り屋。 勤務時間は夜なので、仕事の後のランチとお酒が唯一の贅沢。 出てくるランチの描写がとっても美味しそう。 どのお店も行ってみたくなりました。 見守る人たちとのお話、元夫のもとで暮らしている一人娘を想う気持ちに切なくなります。
生活圏内にある、新たなお店開拓をしたくなった。 車がないと生活できないような地域なのもあり、ランチタイムにお酒を嗜むのは難しいけれど、その分初めて食べる店の味を楽しむ時間を持ちたい。 1話15~20ページほどなのに、しっかり物語として満足できた。 ランチメニューの美味しさだけでなく、主人公の生活や日...続きを読む常・お仕事が続く背景が繋がっているので短い話だけどそうではない満足感が大きかったように感じる。 280ページの中に16話が入っている連作短篇集。 続編もありそうなので、主人公のその後を気にしつつ、あらたな美味しい妄想も楽しむ読書時間が今から楽しみだ。
依頼人との程よい距離感を保ちながらも、依頼人と自分自身の双方の心をほぐしていく祥子さんが素敵。秋葉原の章に出てくる男尊女卑オトコの成敗はスッキリした。 登場するのはどこも実在するお店。原田ひ香さんは食事シーンの表現がお上手で、普段行かない街までわざわざ足を伸ばして味を確かめてみたくなる。十条のバク...続きを読むテーは昔から行きたいと思っていたけれど、この本を読んで行きたい欲がさらに高まった。
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原田ひ香
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