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Posted by ブクログ 2017年05月22日
何度読み返しただろう。
まだスプートニクの打ち上げよりも前に書かれたにもかかわら修正すべきところはないという驚きの作品。
月面の海を航行する観光船が突如海に飲み込まれる。海を構成するのは固体と液体の悪いところばかりの性質をもつ細かい塵。この海の存在のみがSF的設定。閉鎖空間でのパニック・コントロ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月03日
とても面白かった。
SFはあまり得意ではないけれど、これはとても読みやすく、月での風景がよく想像できた。本当にこんな世界があるんだと思い込んでしまうくらいにリアルな描写ばかりで、読んでいる間は間違いなく月旅行していた。でも、ところどころに古い機器の名前が出てきて、ああ、古典SFなんだと思い出さされた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月13日
斬新で見た事もない情景を、これ以上ないほどリアルに感じさせる筆力。その異世界で繰り広げられるサスペンスフルなストーリー。
SF設定のディザスター物の中で最も魅力に満ちた物語、それが巨匠A・C・クラークの「渇きの海」だ。
月にある「流れる砂の海」その砂の海に沈んだ遊覧船。SFとしての設定がストーリーに...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月10日
ああ、クラークの書いた本を読んだなぁ、という感じ
クラークの宇宙ものだけあって、考証はさすが
但し、前半活躍してた登場人物を中盤以降もフェードアウトさせまいと無理くり登場させた挙げ句、結局よくわかんない感じになったり、円盤信者が変なタイミングで目立ったり、薬物中毒者のくだりって必要?とか、登場人物...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月13日
月の表面にある「渇きの海」。それは、あまりの細かさ故に液体のような特性を示すミクロの砂が海のように広がる月有数の絶景地である。観光客を乗せてこの「渇きの海」を遊覧する船が、突然の事故で「渇きの海」の底深くに埋もれてしまう。軽量のダストスキーしか近づけない「渇きの海」のただ中で、砂に埋もれた観光客と遊...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月04日
SF好きと称しながら、クラークしか読んでいないのは偏食というもの、だけど彼を読み尽くすだけで人生おわっちゃう、ってくらいたくさん本がある。
「2001年宇宙の旅」「幼年期の終わり」は、あまりにも有名。どちらも大学時代に読んで哲学書とみまごうほどに、(そういえば、大学のインド哲学通論の教授が、ウパニ...続きを読む
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