無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年08月30日
松本清張の代表作のひとつともいうべき一冊。九州は関門海峡の文字突端に位置する和布刈神社にて、旧正月に行われる神事、これが重要なアリバイとなる。事件解決に奔走するのは、『点と線』での警視庁と福岡署の刑事。昭和37年当時の飛行機搭乗の妙、鉄道定期券が身分証明として使われていたといった当時の時代背景も、現...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月05日
「松本清張」の長篇ミステリー作品『時間の習俗』を読みました。
『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈中〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈下〉』、『眼の壁』に続き「松本清張」作品です。
-----st...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月03日
久しぶりに松本清張の作品を読んだ。文体は簡潔で最初に和布刈神事が出てきたのには、さすが小倉で生活している人だなと思った。
地名も馴染みの場所が多くて、思い出しながら読んだ。殺人のトリックを見破る刑事の思考と、ベテラン刑事の粘り強さに、昭和を感じる。47年の作品だものね。それにしてもこの時代にゲイバー...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月14日
これぞ松本清張の推理小説といった内容だった。
まるでサスペンス劇場の台本でも読んでいるかのような細かいセリフ、主人公の思考回路。
サスペンス劇場と違うのは、サスペンス劇場では主人公が考えたことや言ったことはみな意味があって正解の方向にいっている、もしくは後からヒントになる。それに対してこの小説は、正...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。