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歴史は動くのか。渋谷の女子高生・麓(ふもと)うららは、幕末にタイムスリップしてしまった。時代を我がものにしようとたくらむ、小栗上野介によってゆがめられた歴史を、正しく進めなければ現代に戻れない。うららは、桂小五郎や坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟の間を奔走し明治維新を目指す。『タイムスリップ森鴎外』に続く第2弾。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより) 渋谷の女子高生・麓うららは、幕末にタイムスリップしてしまった。時代を我がものにしようとたくらむ、小栗上野介によってゆがめられた歴史を、正しく進めなければ現代に戻れない。うららは、桂小五郎や坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟の間を奔走し明治維新を目指す。『タイムスリップ森...続きを読む鴎外』に続く第二弾。
タイムスリップシリーズの2作目。私は1作目より2作目の方が好きだった。女子高生が幕末にタイムスリップしてしまい、桂小五郎や坂本竜馬など歴史上の人物に出会って明治維新の日まで奔走する。歴史はあまり得意じゃないけど、説明もあって問題なく読めた。もう一度歴史の勉強をしたくなった。
シリーズ第2弾は、うららが一人で幕末にタイムスリップ。きっかけは七海に激似の薔薇之介から貞操を奪われる瞬間だった。長州藩下屋敷に保護されたうららは、桂小五郎を振り出しに高杉晋作、坂本龍馬など幕末のそうそうたる人物と知り合っていく。それも、25世紀の統一執行部からやってきた政府のエージェント・石松や、...続きを読むお尋ね者の薔薇之介と、うららの住む時代に帰るための必死な働きのためだった。次元移動装置が三菱重工製というのも、有り得そうで笑ってしまう。本シリーズでも歴史が少しだけ変化した。さて、今後はどうなる?
タイトルは随分と安直ではあるが、中身は面白い。 歴史物にありがちな、重過ぎる説明が殆どないので、さっくり読める。 もちろん、明治維新の知識を入れた上でなら、尚楽しめるだろう。 気軽に歴史を楽しめる一冊でした。
人切り半次郎を「半ちゃん」と呼び坂本龍馬を「坂本ちゃん」と呼び、やる気のない龍馬に司馬遼の「竜馬が行く」を読ませて発奮させる。こんなに適応力のある女子高生がいるだろうか!?ケン・グリムウッドが読んだら卒倒する時間SFの怪作である。ちょっとだけ森鴎外が出ているのが楽しい。
ラジオドラマを聞いてこっちも読みだした。内容がまったく違って驚いた。でもこっちも好き。 ぶっ飛び系の話は読んでて楽だ。
渋谷の女子高生・麓うららは、友達の七海にそっくりな男に風呂場で襲われた。 意識を失い目覚めたのは、幕末の江戸時代。 麻布にある長州藩の長屋の一室で目覚めたうららは、目の前の男に裸で倒れてるところを助けられた。 男の名前は、桂小五郎! そして、実在しないとされていた森の石松に部屋から連れだされ...続きを読むる。 彼は25年後の未来からある者を捕まえるためにタイムスリップして来たという。 そして、歪められた歴史を正しく進めないと現代に帰れないと教えてくれた。 未来から来た悪者は、小栗上野介を殺害し小栗名乗り歴史を変えようと動き出す。 幕末の桂小五郎・坂本竜馬・西郷隆盛・勝海舟・・・などなどと会い歴史を正しく進めようとするうらら達は、無事にそれぞれの現代に帰れるのか? 女子高生うららが活躍する、タイムトラベルファンタジーです。 ん~ファンタジーだと思うんだけどな~。 前作では、森鴎外が現代に来てうらら達が世話をする話ですが、今回はうららが幕末へ・・・。 登場人物は、ずらりと有名人が登場。 桜田門外の変から大政奉還まで幕末の流れが解りやすく書かれていますよ。 これはね・・・面白いですよ
エンタメ小説嫌いなのにこれはメチャクチャ面白かった。 歴史が好きだからかな?笑 とにかく面白い!
今作はなんとうらら自身が幕末の江戸へとタイムスリップしてしまいます。同じシリーズでも前作とは少し違った感じで楽しめました。 日本史が苦手なので読むか否か、最初は相当迷いましたが、いざ読み出すとこれが止まらず一気読み。色々と面白い場面があるのだけれど、中でも坂本竜馬を「坂本ちゃん」と呼び、竜馬本人に...続きを読む現代から持って来た司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読ませるうららが最高でした。 うららがタイムスリップしたのは歪められた歴史の方ですが、史実もきっちりと、しかも分かりやすく書かれていたので良かったです。幕末にちょっと興味が芽生えました。単品でも楽しめる作品だとは思いますが、より一層楽しみたい方には「タイムスリップ森鴎外」から先に読まれることをオススメします。
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2009/11/13~11/15 タイムスリップ森鴎外ででてきた麓うららが今度は江戸末期にタイムスリップしてしまい、元の世界に戻ろうと奮闘する話。歴史の支流から本流に戻るため、勝海舟、森の石松、坂本龍馬、桂小五郎、岩倉具視、西郷隆盛らと交わりながら、結果的には明...続きを読む治維新の黒幕的働きをしてしまう。しかし、よくこんなこと考え付くなぁ。
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