無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2012年10月20日
4
『九つの殺人メルヘン』から数年後の設定の続編。時系列としては間にスピンオフの『すべての美人は名探偵である』が挿まれる。多少小ネタが絡むので出来れば順番に読んだ方が良い。
安心のワンパターンの美学。『みなとみらいで捕まえて』辺りでは、そのワンパターンが著しくつまらなく読む気をことごとく削ぐのだが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月14日
「本当は恐ろしいグリム童話」の類似企画かと思ったら、
ちょっと違うけど、まあ、そんなものだった。
カバー裏で、著者が語っているとおり、
昔のテレビ番組の話
おとぎ話の考察
推理小説
なパートが、お互い無関係に出てきます。
「浦島太郎」の原初からの変遷。
自分も、桃太郎の年老いた母親のことは...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月03日
やっぱり様式美が忘れられなくて読んでしまった。いつもながらに面白いなぁ。
40ページのうちの大部分を昭和時代のアニメや映画やテレビの思い出話で埋め、さらに(今回は)日本酒と肴のうんちく。さらに20ページを使って昔話の秘密に迫って、事件そのものはラスト5ページで決める。
いやぁ、いいなぁ。切れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月19日
再読、シリーズモノ
このシリーズの魅力は謎解きではない
ヤクドシトリオの懐かしい蘊蓄話だ
懐かしいといっても、私より世代が上なので分からない話ばかりなのだけど、それでも興味深く面白い
なので、それにこじつけられた謎解きには実はあまり興味がない
昔話になぞらえた謎解きだから、昔話が詳しく説明されてて...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月29日
著者のぶっ飛んだストーリー構成が冴えすぎて何だかわからないくらい独特な推理連作。
「邪馬台国はどこですか?」と雰囲気は似ているが、本書のモチーフはタイトルの通り「昔話」や「お伽話」。
主人公は探偵稼業を営む中年男性なのだか、本書の真の「探偵」役は、彼らが集うバーの常連である、うら若き女性である。い...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。