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770円 (税込)

3pt

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女の尾行を依頼されたマーロウは、ロサンジェルス駅に着いた列車の中にその女の姿を見つけた。だが、駅構内で派手な服装の男と言葉を交すや女の態度は一変した。明らかに女は脅迫されているらしい。男は影のように女について回った。そして二人を追うマーロウを待つ一つの死とは。多くの謎を秘めた問題の遺作。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月22日

    hard
    gentle
    誰からも何も求めないかたくなな気持ち

    娘はこの本を「葉っぱの絵本」と呼んで、筆ペンでたくさんの絵を描いて、そして私の膝の上に乗って、「読んで」って何度も言った。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月23日

    かの名言が非常に映える、
    静かに展開する大人の本。
    この作品はマーロウの周りにかなりの
    女が出入りし、そのうち何人かとは
    …な関係にまでなる、かなり色香漂う本です。

    でもそれでいてムッツリでないところが
    作家そのものの技量なんですね。
    非常にいい感じでした。

    決して派手な謎解き等、出てきません。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年03月27日

    フィリップマーロウという探偵が主人公のシリーズですが、普通の探偵小説とは趣が違っているこのシリーズ中でも、特に不思議な雰囲気漂う内容でした。小説内に出てくる話題も、脱線が激しく(それはそれで魅力的なのですが)、まるで話の主題はどうでも良いことのように、それ以外のいわば外野が、魅力たっぷりに勝手に主張...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月04日

    マーロウが落ち着ける安息の場所へと導くために、チャンドラーはこの本を書いた気がする。途中で本筋のストーリーとは関係ない人々が出て来て、寄り道のような会話のやり取りがあった。でもこの本の訳者の清水さんもその意図がいまいち把握できてなかったような感じが多分あって、翻訳にその?がにじみ出てしまってた。結果...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月21日

    レイモンド・チャンドラーの長篇作品のラストを飾る作品

    マーロウのあの有名な台詞も出てくる

    内容は、相変わらずダラダラ続く展開に間延び間を感じてしまうが、一貫してハードボイルドな雰囲気をかもし続けている

    ラストに、まさかの人物も出てくる

    マーロウの決断はいかに

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月12日

    チャンドラーの遺作。あの名セリフがマーロウのセリフだったとは…今作のマーロウは手が早くて今までとちょっと違うけど、やっぱりカッコいいです!

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月13日

    『長いお別れ』に比べて、マーロウが色々な人に対して同情的(この言葉がぴったりとは思えないが)なように感じられた。
    だが、やはり相変わらず「この人が現実にいたらいいのに」と思わされる。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月25日

    これも何回も読み返している。疲れ切ったマーロウだけが印象に残る。だけどなにしろあの名セリフ「しっかりしていなかったら云々。やさしくなれなかったら云々」がでてくるやつだし。

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月19日

    ハードボイルドの巨匠、レイモンド・チャンドラーの遺作。

    この世の中は大体気に入らないことばかりだけど、自分の生き方にはつくづく嫌気が差すけど、それでもなんとか生きていくんだっていう、不条理で、でも不思議と前向きなんじゃないかと思う本。


    最後の場面、主人公が絞り出す、
    「強くなければ生きていけな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月02日

    面白かった。フィリップ・マーロウシリーズの最後の作品、というかチャンドラーさんの遺作らしい。

    依頼主もわからぬままに、ある女性の尾行をすることになったマーロウが…みたいな話。

    チャンドラーさんの本って、殺人事件が起こって、それをマーロウが解決していくっていう形なんだけど、極端な話、犯人なんかどう...続きを読む

    0

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