桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ

440円 (税込)

2pt

映画化大ヒット小説! きっかけは、キャプテンの桐島が突然バレー部をやめたことだった。そこから波紋が広がっていく。地方の県立高校のバレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部、野球部――。それぞれの部活で、教室で、グラウンドで、5つの物語がリンクする。彼らがそれぞれ抱える問題は? 桐島はなぜ部活をやめたのか? 第22回小説すばる新人賞受賞作。

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桐島、部活やめるってよ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月28日

    あの年代特有のものとして描かれる感覚はわざわざ書くまでもない当たり前のものと感じられる部分が多いし、作中で言うところの「上」に対する「下」の視線が、「上」を知っている者が想像する「下」にとっての「上」でしかないような、そういういやらしさはあると思う。しかしそういったことを差し引いてもなお、すごい小説...続きを読む

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    購入済み

    懐かしさ

    2021年12月26日

    学生のころのなんともいえないもどかしさを感じることができます。

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    リアルすぎる

    2018年08月23日

    私は高3です。初めて呼んだのは小学6年生のときでした。その頃は物語に何の共感もできなかったのですが、中学生、高校生になって何度も読み返しました。読む年齢によって感じ方が全く違って、高校生になって読んだ時、「何でこんなにリアルな高校生が書けるの?」と思いました。桐島がいる高校は私の高校と多分校風が似て...続きを読む

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    購入済み

    現実

    2014年07月27日

    夢や希望に溢れる青春物語ではなく、高校という狭い社会でもがく物語。

    作者の朝井リョウさんと同世代のため、非常に共感を覚えました。

    嫌われたくないから空気を読む。

    イケてるヤツ、イケてないヤツ。

    大学?みんな行くから、行く。

    他にも、高校の頃の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年05月02日

    章ごとに主人公となる高校生が変わり、結局桐島出てこないのかい、となる作品。
    高校生特有の甘酸っぱかったり、陰と陽があったり、青春の一言では片付けられない高校生活を丁寧に描写していてお見事でした。

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    Posted by ブクログ 2024年04月29日

    気になっていた本を読んでいて、その一環だったけど、自分の若い頃の感情を深く掘り起こして。
    あとがきにあるように、安全圏にいる今だからそんなこともあったって思う心を、自分が10代位の頃に読んでいたらどんな気持ちになってたんだろうか?

    深く考えずも人生って生きれると気がついてから、それなりに楽に生きて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    クラスの空気感、陽キャと陰キャでグループが分かれている感じ、部活の雰囲気など自分の学生時代を思い出す要素が多く、懐かしい気持ちになった。
    表紙と題名を見たとき、桐島が主人公なのだろうと思っていたが、この本に出てくるのは桐島が部活をやめたことと人伝の情報だけで桐島のセリフはない。桐島の周りの人からあま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    昔、子どもが買ってた本。なんとなく読んでみた。

    なんて高校時代の何気ない日が鮮やかに書かれているんだろう。
    キラキラして楽しくて仕方ない感じも、モヤモヤしてイライラしてどうしようもない感じも。
    教室で、部活で、恋愛で、家庭で、笑い転げる事も喉の奥に挟まったままの事も。
    きっと読む人それぞれの経験が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    学生時代に映画化され、気になってはいたが映画も見ず、本も積読の山に紛れていた。正欲を読んで、朝井リョウさんの他の作品も読んでみたいと思い、手に取ることに。
    この作者は普段感じていながらもみんなが言葉にしないようなことを文章で表現するのが本当に上手いと感じた。学生時代の自分の心の中を覗かれているようで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    スクールカーストの描写に覚えがありすぎる。学校という世間から見れば小さい世界、だけど学生時代はそれが全てだった世界にクラス、部活、友達それぞれの場所で各々の立ち位置に縛られていたと思う。
    光の描写が所々にあったのが印象的だった。
    あと創作ダンスの話はやめてくれ。それは私に刺さる。

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