ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「お草さんシリーズ」最新刊! 小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある<事件>をキッカケに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評シリーズの第3弾。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
1~11件目 / 11件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
今回は純粋な若い恋心が罠にはめられる。挙げ句の果てに言葉足らずの戒めがわかってもらえず、関係した者達を長年苦しませる大事になってしまっていた。 このシリーズは主人公が70歳超えの(敬意と愛をこめてあえて言わせて)おばあちゃんなので私にとっては学ぶべき考え方がたくさん散りばめられています。 シリーズ...続きを読むはまだまだ続くのでこの先も学ばせていただきます。(^^)
今回は短編が続き物になっていました。萩尾の苦悩。ミナホの苦悩。勅使河原先生の苦悩。優しい文章でいつものように温かくなるお話でした。 草さんは本当に優しい人だなぁ。 ゲンエイ円空仏様は結局どうなったのかしら?
おばあさんが身近な出来事の謎を解く、紅雲町珈琲屋こよみ、シリーズ3作目。 連作短編が繋がって長編になっているような作品です。 珈琲豆と和雑貨の店、小蔵屋を営むお草さん。 白髪をお団子にまとめ、いつも着物姿です。 若くして離婚後実家に戻り、65歳のときに思い立って改装し、十年以上たつ大事な店。 季節...続きを読むを感じながら、馴染みのお客さんや近所の人にも目配りして、丁寧に暮らしています。 今は若くて元気な体育会系の久実が、店を手伝ってくれているのです。 珈琲豆を安くおろしてくれている会社の社長三友が会長に勇退、娘が跡を継いだ。 これまでと同じようには行かないだろうと不安を抱える草。 親友の由紀乃の親戚で美容師のミナホ。 弱ってきた由紀乃の髪の手入れに家に来てくれているのだが、たまには気晴らしに連れ出せないかと考え始める草。 一方、大学生の頃から知っている萩尾が、近くの八百屋に産地偽装の疑いがあると取材に来た。 この萩尾は新聞記者だが、地元での歴史研究も熱心に続けていて、ミナホの父である教授の弟子でもあった。 何年も前のことだが、円空仏が発見された後で行方不明になった事件があり、萩尾と教授とミナホは何かこだわりを抱えているらしい。 少しずつ関わって行く草は、淡々と見守るようで、ここぞというときには、きっぱりと物を言う。 秘めた悲しみや年月の重みを感じさせるような、ほろ苦い事件が多いのですが、意外にふっと軽くなる展開もあります。 きれいなリヤカーで野菜を売ろうとする若者に親切に場所を紹介してあげたり。若者のパワーも、時には光ります。 ほっこりというよりは、しみじみかな‥ 読後感は悪くないです。 生活を楽しむには、センスって大事だな!と思います。 丁寧に年を重ねたから気づくことや言えること。 衰えにも目を逸らさず、重く考えすぎず、出来ることをしていきたい気分になりますね☆
お草さんの人間ドラマ、第3弾。 心にじわりと染みてくる読後感がいい。 七十代にして行動力のあるお草さんがいい。傷みをずっと抱えたまま、その傷みが人への優しさや思いやりにつながっているんだと思った。 次が楽しみだが、一方では高齢な主人公とその周辺に、健康と安泰を願わずにはいられない。
コーヒーの試飲ができる気の効いた雑貨屋小蔵屋のお草さんのシリーズ。強盗や殺人は起こらないのですが、人の暮らしの中に普通にある行き違いやこじれた人間関係を、悪意や妬みや不安という動機とともに解き明かしてゆくので、日常ミステリといえどもかなりズッシリと読み応えがあります。そんなズッシリ感を、小蔵屋を手伝...続きを読むう若くて健康で健全な久美ちゃんの存在が振り払ってくれるのですが、今回は大根のところくらいであまり出番が無く、ちょっと残念でした。
お草さんシリーズ。今回はミトモ珈琲商会の代替わりのゴタゴタから始まって、郷土史研究関係のみなさん――勅使河原先生と娘のミナホさん、萩尾君、藤田(呼び捨てかい!)――の、積年のもつれに首をつっこんできます。 幼くして亡くなった息子を偲ぶ場面は、毎度涙をさそいます。でも、「離婚してなければ」とか「私...続きを読むがついていれば」という後悔はあっても、息子が死んだ事故に対してお草さんは直接の責任はないわけで、これが、ずっと自分が育てていた子どもが目の前で水の事故で……という状況だったら、お草さんの人生はまったく違うものになっていたのではないでしょうか。乳母が育てていて偶にしか会えなかった、さらに離婚して遠く離れてしまった、という伏線があったからこそ、今のお草さんと小蔵屋があるのでしょう。
私はこのシリーズの切なさが、とても心にしみていい感じなのですが、知り合いには切なさがきつすぎて読めないという人もいます。 私はお草さんの煎れるコーヒーを飲みたいです。お草さんから手ほどきを受けた人のコーヒーも飲んでみたいです。でも、人によっては苦すぎて飲めないこともあるんですね。 私にとってはほろ苦...続きを読むさが心を温めてくれる、そんな第3弾でした。
お草さんにかかると、深刻な悩みや人間関係も、優しく解決されていく。 こんなお店があったら、コーヒーが飲めない私でも行きたくなる。
お草さんが活躍するシリーズの第三弾。 今回、色々な登場人物とそれぞれの抱える事情や悩みが複雑で、なかなか読み進められなかったです。 お草さんが、周りの人のためにお休みを削ってまで動き回っているので、お身体大丈夫かしら、と心配になりました。
シリーズ第3弾。ちょっとお草さんの物語にして、物語化するのが難しくなった?なかなか読み進まなかった。 小蔵屋の珈琲豆の話。黒幕は誰? マスターの心配する萩尾くん、勅使河原先生、ミナホちゃん。それぞれに思いはあるが、みんなが笑ってくれれば、きっとお草さんはそれでいいのだ。 ポンヌファンに行ってみたい...続きを読む。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
紅雲町珈琲屋こよみ
新刊情報をお知らせします。
吉永南央
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
誘う森
Fの記憶 ―中谷君と私―
キッズタクシー
時間の虹 紅雲町珈琲屋こよみ
ランタン灯る窓辺で アパートメント・ストーリーズ
リペア RE*PAIR
「吉永南央」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ ページトップヘ