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Posted by ブクログ 2014年07月10日
2話目が白眉。同情だけでは続かない、という現実。障害も災害もなんらかの事情も他人にはやはり他人ごとであるということを踏まえ、対等に居る。その「施し」ではない対等さは、きっと、どんな同情よりも貴重なものではないのか。
前作もそうでしたが、ひとがひとを先入観なくただその個人として捉え尊重することが出来る...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月21日
紅雲町珈琲屋こよみ第2弾。
新しい出会い、再会や別れ、商売敵に詐欺まがいの不動産売買など周りで起こったことに草さんは心を砕きます。高齢なのもあってか必要以上に距離を縮めない間を感じます。もちろん会話にも。
人は幸せそうに見えても心のなかにどんな闇や悲しみが潜んでいるのかはわからない。草さんは自身の喪...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月19日
前作の最後で幼馴染の由紀乃さんが遠くへ行ってしまい、どうなるのかと思っていたら、
時が巻き戻っていた。
四季折々の話が一つの方向に向かって流れ込むという展開は好きだが、
彫刻家との縁はちょっと唐突かな。
知り合った時も共通点なしの偶然だし、
30年ぶりのこれまた偶然の再会で、
面倒事を頼む方も頼む...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月14日
前作よりも、どんどん読みやすくなっている。
自然の描写や、心理描写がとても良い、美しい。
ミステリー物の探偵役は、割と自身のプライベートは謎に包まれていませんか?
お草さんはそうでない。
事件に絡む人々の“事情”に心を痛め、自身の過去に重ねてしまい、自分の行動を悔やんだり嫌悪したり・・・それでも進む...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月24日
シリーズ第2弾。
なんだろな、すっきりしない感じ。読み始めたら読み切るつもりだけど、これまで読んだ食堂系のお話とちょっと毛色が違うから?
今回は怪しい不動産詐欺的な話がうっすら漂っていた。決着するまでの約1年。草さんのお店のライバル店が出現、商売のやり方が微妙。障がいを持った子どもをもつお父さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月14日
紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第二弾。
大分前に1冊目を読んで2冊目3冊目を買い放置してしまっていたもの。
1冊目よりも2冊目の方が主人公のお草さんの人柄がよくわかり面白かった。
成り行きで人の弱みにつけ込み商売する輩と対峙することになってしまったり過去の後悔を思い起こしてしまったり…それでも最善の終わ...続きを読む
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