この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代
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この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代

1,200円 (税込)

6pt

3.9

優秀な二人の兄が相次いで病死、長兄の子・伊周との政争にも勝利した道長。やがて一条天皇のもとへ長女彰子を入内させ、のちの後一条天皇が生まれ、権力を握る。彰子に仕えた紫式部や清少納言など王朝の才女たちも鮮やかに描いた王朝歴史小説。

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この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    「この世をばわが世とぞ思ふ望月の〜」と有名な歌を残し栄華を極めた藤原道長の物語。平凡で気分の浮き沈みが顕著で容姿もパッとしないという人間味ある道長が描かれていた。姉の詮子をはじめ、妻の倫子、娘の彰子と女性も政治に与える力が大きかったのですね。女房や乳母も。この世のすべてを手に入れたような道長ですが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    この小説では、強運に恵まれながらも、苦悩する道長が描かれます。
    当時の貴族達の苦悩が分かります。
    決してきらびやかなだけではなかったようです。
    来年の大河ドラマ「光る君へ」の予習にはもってこいの小説でした。

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    Posted by ブクログ 2023年11月22日

    藤原道長という人は、沈着冷静で、尊大で、周りの人を見下していた、と思っていた。しかし、この作品の藤原道長は、すぐ弱音を吐いて、女房に尻を叩かれて、やっと世渡りしている、何とも情けない男である。やっぱり、古代から、「女性は太陽」なのだ。

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    Posted by ブクログ 2024年04月26日

    この時代は学校の歴史教科書からの道長、伊周ぐらいの知識だったので、そのまわりの登場人物や天皇との関係が理解できたのがよかったです。
    摂関期のトップにのぼりつめた藤原道長ですが、この時代結局は多産で長命な家系の女性と結婚できたのがライバルに差をつけた最大のポイントかなあとおもいました。
    京都の内裏周辺...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    トップクラスの貴族は、天皇家へ自分の娘を輿入れさせて男の子を生ませ、次期天皇にするために画策するというお決まりのコースがあった平安時代。誰もがどっちが得になる?と右往左往な態度。天皇でさえ奥方の背後にいる親族へ気を使うわざるえない社会

    気遣いができる道長が持つ(作者曰く)平衡感覚とそれを良しとする...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    大河ドラマの関連として読んだ
    平安時代の本ははじめて読んだかとても面白かった
    今も昔も人間は変わらないと思ったのと、道長は教科書上で学んだ人物像と違って、思いやりがあってどちらかというとのんびり屋で、プレイボーイでもないことがわかった
    また、もちろん男の子の孫ができたのが一族の繁栄に大きかったと思う...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    平安時代は政争の時代と思っていたが、その通りの展開。武器を持って戦う描写はなくとも、めくるページめくるページに戦いの跡がある。その中でも栄華を勝ちとったのが、自らを平凡と称する本作の主人公なのも歴史小説の面白いところ。光る君へを見るにあたって読んでおくと、更に感情移入しやすくなるかも。

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