夜明けのはざま

夜明けのはざま

1,870円 (税込)

9pt

『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞!3年連続、本屋大賞ノミネート!! 自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。 死を見つめることで、〝自分らしさ″と〝生″への葛藤と希望を力強く描き出した、著者渾身の感動作。

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夜明けのはざま のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ひーしんどい。私のドストライク作品でしたが、その分しんどい。

    死との対面で見えてくる、その人の価値観や本音に揺さぶりをかけるようなお話。男尊女卑、というよりは古い結婚観、に対しての投げかけが多かったかな。一つだけいじめた側といじめられた側の再会話があって、あれはどこまで行ってもいじめた側がクズでし

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    町田その子さんの、この構成好きです。
    短編だけど軸があって、この人とこの人がここで繋がるのね!っていうのが面白い。
    この本の軸は葬儀屋さんなので、人の死が関わってくる。
    死は悲しいし、辛いけど、残された人たちは何かを感じたり得たりする。
    町田さんの本は、いつも「あっ」と心に引っかかる言葉や文がある。

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    出張の移動中に聴き終わったのだけど、つらかったお葬式が思い起こされたのに加えて登場人物の苦しさをまっすぐ受けてしまいなかなか感想が書けず……。
    町田さんのインタビューを読んで、少し明るい気持ちになれた。また落ち着いて聴きなおしたい。

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    「あなたが彼をしあわせにできなかったとしたら、彼もまた、あなたをしあわせにできなかった。こういうのって、お互い様じゃないの?」
    「恋愛も結婚も、ひとりじゃできないんだ。彼を責めろとは言わないけれど、自分を責めるのはやめなよ。」
    「大事なひとがどんな風に生きたいか、何をしあわせに感じるかなんて考えてな

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    家族葬を専門とする葬儀屋「芥子実庵」を舞台とした死をテーマにした物語。と思っていたが、死はもちろん、男尊女卑や「女性は結婚が全て」などのステレオタイプな考え方や貧困、いじめなどについても考えさせられた。 ・人は明日に頼りすぎている ・大事なのは持っていることではなく、持っているもの、持っていたもので

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    町田そのこさん、好きだなぁーと再確認。

    ゆるく繋がっていく5章の登場人物に、わかる〜と思うことも、うーん?と思うこと、イヤな奴とイラっとすること、ウルッとくること、電車では読まない方がいいかも笑 最後は温かいのがやはり良き!

    葬儀社で働く真奈は2人の親友がいる。運命的に出会って好きになった彼から

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    悲しみや苦しみが描かれていても最後には前を向ける町田そのこさんのお話とても好きです。
    両親も芥子実庵みたいな葬儀社で送ってあげたかった。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    今回も重く辛いシーンがたくさんでした
    "こんな人知ってる!最悪~”と悔しさでキリキリっとしてしまうシーンもたくさんありました

    家族葬儀社で繰り広げられる、遺族側にスポットを当てた諸々の話です。生きていく側が抱える問題を 、大切な人の”死" と向き合うことで、見つめ直し新たな一歩

    0
    2024年05月06日

    購入済み

    町田そのこ先生の作品が好きなので新刊を楽しみにしていました。
    葬儀社芥子実庵を中心に物語が描かれる短編集です。
    語り手は作品ごとに違っていますが、最初と最後の物語は芥子実庵に務める同一の女性視点で語られます。彼女の考えや物事の捉え方の変化がこの本の面白さのひとつだと思いました。
    どの物語にも死が描か

    #泣ける #感動する #深い

    0
    2024年01月17日

    Posted by ブクログ

    町田さんだから書けるストーリー
    夜明けのはざまとは異なる死生観を表すもの
    死を見つめることで、「自分らしく生きること」への葛藤と決意を描いた作品

    書き留めた言葉を一部抜粋

    一緒にいきていくために大切なのは、幸せな瞬間だけではなく、相手の幸せを考える時間も大事

    そのひとが正しいと思ってやっている

    0
    2024年05月09日

夜明けのはざま の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    366ページ
  • 電子版発売日
    2023年11月08日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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