蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

539円 (税込)

2pt

美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く作者の21年間の日記。鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心情を描く。現代語訳を前面に出し、文法知識不要で古典を楽しめる。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 のシリーズ作品

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  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    880円 (税込)
    源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    539円 (税込)
    芭蕉の紀行文の真髄を現代語で味わうことができる本。現代語訳・原文ともに総ふりがな付きで紹介。コラムや地図・写真などを採り入れて、芭蕉の風雅の誠を求める旅とその昇華された俳句の世界へいざなう、入門古典。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    539円 (税込)
    5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にもの応じないかぐや姫。だれもが知っている物語の全体を、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかるように構成。その時代の生活を理解するためにビジュアル面も活用。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    616円 (税込)
    神々の時代から推古天皇までの時代を雄大に語るわが国最古の書を、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。参考情報やビジュアルも豊富。現代語訳と原文は総ルビ付きで朗読にも最適。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    616円 (税込)
    日本の中世を代表する知の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む無常観。たゆまない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳にも原文にも総ルビ付き。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    539円 (税込)
    源氏物語とともに王朝文学を代表する珠玉の随筆集。清少納言のたぐいまれな感性により描写された機知にあふれた宮廷生活を、現代語だけでも味わえる好書。初めて古典を読む方のための現代語訳。原文総ふりがな付き。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    539円 (税込)
    日本最古の歌集万葉集から名歌140首を選び丁寧に解説。歌に生き、恋に死んだ人々の歌を、しみじみ味わう本。参考情報を付しながら、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    572円 (税込)
    インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫を楽しめる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    539円 (税込)
    平安時代につづられた女性の日記。東国育ちの作者が京へ上り憧れの物語に読みふけった少女時代。結婚、夫との死別。その後の寂しい生活。ついに思いこがれた生活を手にすることのなかった一生が今の世にも胸に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 大鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    682円 (税込)
    平安貴族の最盛期を築きあげた道長の栄華に至るまでの、176年間の藤原氏の王朝の歴史物語。歴史的人物に焦点を当てた史実にまつわる裏話や逸話・人物像などが、簡潔にいきいきと描かれ、興味は尽きない。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年11月21日

    この時代の上流階級の女性の結婚と、その生活について、描かれた日記。兼家さんの悪びれない女好きに作者はプライドが許さずに苦しんだり喜んだり、また凹んだりと、躍らされてしまう人生を送ります。最後のあたりではもう兼家さんは来なくなり、悲しさ切なさひとしおで日記が終わり、何とも言えず後に残る話でした。

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    Posted by ブクログ 2010年04月09日

     作者の、道綱の母が、私は大好きです。ものすごく今現代の人に近い、と思います。誰だって、自分だけを見てほしい。だから浮気をする(その当時の男性なら当たり前でしょうが…)夫にイライラするし、その相手にも強烈な嫉妬の炎を燃やす。けど、それは人間として当たり前ではないでしょうか?それを「嫉妬に狂い寵愛を失...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    亀梨君が好きだと言っていたので読んでみましたが、なるほど面白いです。切なさがドクドクと感じられますね。

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    Posted by ブクログ 2024年01月01日

    年越し読書は蜻蛉日記でした

    切ない
    一夫多妻制の心許ない身の上、体験したことないけど哀しさが身に沁みた

    道綱がかわいそう
    振り回されちゃってる

    兼家はユーモラスで魅力的なんだろうな
    笑わせてくれるのに頑なになってしまう道綱の母の気持ちも何となくわかるけど、素直になってしまえばもっと気持ちも軽か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月20日

    どう読んだらいいかなって思って、まずは現代語訳をサラッと読んでみた。2週目は原文で読みたい。

    和歌って訳だけよんでもあんまり感動しなくて、原文と、掛詞とか引き出してる和歌を紐解いてくことで魅力が増していく、ので、ちゃんと読みたい。

    最後、テーマが意味を成さなくなって、じわじわと終わっていく感じが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月04日

    蜻蛉日記

    古典では男女の仲という単語を「世」と表すが、それを痛感できるような話であった。
    道綱母にとっては兼家との関係は自分の人生そのものであり、辛いものとしても幸せなものとしても存在していたのだと思う。
    最後のシーンが特に印象的で
    '今年、いたう荒るることなくて、はだら雪、ふたたびばか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月21日

    メンヘラとして心惹かれるものがあり読んでみました。
    藤原道綱母のはかない結婚生活をテーマにした日記文学。
    まず、現代語訳・原文・解説があり古文の勉強にもなるし、古文に詳しくなくても内容を理解できる。
    解説では和歌の縁語など書かれているため勉強になる。受験生の時に出会いたかった…。

    内容としては、自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月22日

    出た! 平安朝こじらせ女!!
    溢れる才知、輝く美貌、そしてむやみに高いプライド。
    一体どういう扱いなら、この人満足するんだろう、と思ってしまう。
    町の小路の女への「命はあらせて、わが思うふやうに、おりかへし物を思うはせばや、と思いひしを、さやうに(兼家の愛を失う)なりもていき、果ては、産みののしりし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月19日

    最後まで読みきれなかった・・・

    昔は夫の帰りをひたすら待つだけだなんて大変だったんだなぁとしみじみ思う

    一夫多妻制なんて私は我慢できないな

    道綱母の切ない思いがひしひし伝わってきた

    自分以外の女の元へ行く音を聞いてやりきれないことなどちょっとしたことが書いてあって

    それが些細なことだけに余...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月30日

    平安時代に生きた作者のエッセイ。
    平安時代の恋愛は大変だなと思わせる作品。
    最後が暗い。
    でも、文学としてはいいと思う。

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