わたしたちに翼はいらない

わたしたちに翼はいらない

1,815円 (税込)

9pt

同じ地方都市に生まれ育ち現在もそこに暮らしている3人。4歳の娘を育てるシングルマザー、朱音。朱音と同じ保育園に娘を預ける専業主婦、莉子。マンション管理会社勤務の独身、園田。いじめ、モラハラ夫、母親の支配。心の傷は恨みとなり、やがて……。「生きる」ために必要な救済と再生をもたらすまでのサスペンス。

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わたしたちに翼はいらない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年05月02日

    この本を読んで感じた事は、
    他人の事を勝手な自分の物差しで
    測ったらアカンなと、
    当たり前の事をあらためて
    気付かされたことです。
    好きになんでも選んてええでと
    言いながら自分が選んで欲しい物に
    誘導してきたことを申し訳なく思います。
    まるで自分の気持ちを代弁してくれて
    いるような、登場人物の考えや...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月05日

    やばい、読み終わったあとの余韻が半端ない・・・
    なんだろうこの希望と反省が入り混じったような読後感は。
    全くタイプの違う3人の主人公、
    それぞれに共感したりダメ出ししたり、過去の自分を思い出したりと読んでいる間も
    気持ちがグラグラと揺さぶられ続けていました。
    昔「ごめんって謝ってるのに、何で許さない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    最初から重い空気感で半分くらいまでずっとそのままの雰囲気で、なんだろう?と思っていたが
    読み終わってみたら何だか晴れやか。いい話だった。
    地に足をつけて、依存せず自分で決めて生きていく。
    ていうような話でした。

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    途中から一気に読み終わりました。色々な人と事柄がつながっていき、面白かった。
    人の顔色を伺い、相手の気持や空気を読み、最善の選択をしているつもりでも、色々と悩んだり、自分の言葉が相手にどう伝わっているか、気になったり
    もう少し楽に生きていければいいのに…
    と改めて感じた

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    Posted by ブクログ 2024年02月28日

    読んでいてつらい話ではあったけど、軸となる母親たちの「気付き」の物語だったと思う。過去現在にしばられていた彼女らの物語。その想いがラストにこめられていた。頑張れ、子供たち!

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    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    親近感を覚え 自分の内面を話し出しても
    相手の受け止め方は全く違っている
    あまつさえ 相手をちょっと憐れんだり
    3人とも自分勝手なわけです
    3人が絡んで 大きな事件が・・・
    起こるかと思えば起こらない
    でも その落としどころは
    なかなかに納得のいくものですので
    ぜひ

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    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    『川のほとりに立つ者は』『水を縫う』で大ファンになった寺地さん。今回はスリリングでドキドキしながら読んだ。序章と終章でやっと着地できた。
    いじめっ子の気持ち、取り巻きの気持ち、いじめられっ子の気持ち、刺さってくる。
    寺地さんの作品はいつも人と人がうまく絡み合っていく。

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    地元の中高で何時も目立っていた人達。その中の王子様と結婚した莉子。王子様だった彼は実は王様だった。学生の謎の格付けって何だったのか大人になると見えてくる事もあるが、それによってずっと傷ついている人もいるし、輝いていた過去にしがみついている人もいる。

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    寺地はるなさんの本は5冊目。
    初読みは『ビオレタ』で2018年のこと。
    この作品は寺地はるなさんのデビュー作(2014年)だ。
    とても好きな本だったのだが
    次に読んだ本はそれほど好みではなく…
    寺地はるなさんの作品は
    個人的に好きな作品と、ちょっと好みと違うと思う作品もあり
    そのブレ幅がけっこう大き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    心苦しく、哀しくなりながら、ちょっと怒りも含めながら読み進め、わたし的には、

    友だちじゃなくても、相手のために行動したり、大切に思うことはできるから

    という言葉に、すごく救われた。

    仲良く見えても、友達ではないと言い切るのも不思議な感じだけど、なるほどな…とも、思えました。

    実際、わたしには...続きを読む

    0

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