ねずみとり

ねずみとり

若夫婦の山荘に、大雪をついて五人の泊り客、そして一人の刑事がやってきた。折しも、ラジオから凄惨な殺人のニュースが流れる。やがて不気味に緊張感がたかまり、舞台は暗転した! マザー・グースのしらべにのって展開する、スリリングな罠。演劇史上類をみないロングランをほこるミステリ劇。

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ねずみとり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     僕は舞台の事は詳しくないが、イギリスでもっともロングランしていた作品がこの作品の様だ。
     過去に小説版を読んでいるが、戯曲についても楽しむ事が出来た。戯曲の方が少し抒情的に感じるのは小説版から時間が経っているせいか。戯曲構成の為か。いずれにせよ、クリスティ作品の中でも完成度は抜群で余計なものが無い

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    同じ訳者による『白昼の悪魔』を読んだときに、なんだか癖のある文体の人だと思っていたので不安だったが、こちらは気にならなかった。

    舞台の大道具の配置図が載っており、また、話が一つの場所だけで進行するというのもあり、読みやすくもある。内容も短くまとまっていて面白い。しかし、大団円のところで、登場人物が

    0
    2021年04月18日

    Posted by ブクログ

    アガサクリスティーがミステリーの女王と言われる理由は、ミステリーとしての組み立ての見事さはもちろんだと思うのですが、英国文化にあまり詳しくない私でも登場人物のキャラクターがきちんと判別出来る、関係性をそれとなく感じるといった表現にあるのだと思った。

    よく結末が見えてしまって興醒めすることもあるので

    0
    2019年01月26日

    Posted by ブクログ

    ミステリーの女王アガサクリスティー戯曲
    1952年S27ロンドン初演以来2万回以上世界で最も上演させている作品。若き夫婦が山荘を開業させた日ロンドンでは殺人事件発生し犯人が逃走中山荘は大雪に見舞われ孤立にどこか怪しげな宿泊客がやって来てそして殺人事件が発生する。カーテンコールでは観客に筋書きの結末

    1
    2021年07月27日

    Posted by ブクログ

    クリスティは結構読んでると思ってたけど、戯曲は読んだことなかった。
    良質な古典ミステリとはこういうものだ…とシミジミ。

    0
    2019年02月12日

    Posted by ブクログ

    本国では60年のロングランだというこの舞台。2013年3月、六本木にて上演された日本人キャストの「マウストラップ」を見ました。
    セリフはほぼ文庫の戯曲のまま忠実でした。
    犯人を知らずに舞台を見たら、面白いだろうなあ…

    カーテンコールでキャストが「結末は誰にも言わないでください」と言うのもやってまし

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    僕が最初に触れたミステリは、『シャーロック・ホームズ』と、『そして誰もいなくなった』だと思う。

    ミステリ界の巨人と言えば、コナン・ドイルとアガサ・クリスティ。

    そのクリスティの傑作戯曲と言えば、なんといっても、『検察側の証人』でしょう。

    ぐいぐい見るものの興味を引きつけ、一瞬たりとも目が離せな

    0
    2012年11月03日

    Posted by ブクログ

    きょう開店の、雪の中のペンションが舞台。
    舞台の脚本用らしく、動きと連動しての演技の指示も入っている

    閉鎖された空間・知らないもの同士・・と そしてだれもいなくなったを少し思い出します
    事件も解決も「らしい」かんじで迎えます。

    短めでさらっと読めるので、ちょっとミステリーがよみたい、という時にい

    0
    2009年12月12日

    Posted by ブクログ

    これの本には、ト書き・セリフ・人物の動きが書かれていて、まるで台本のよう。
    ロンドンでどうしてもこの舞台が見たくて、でも英語を聞き取る自信がなくて飛行機の中で読みました。
    舞台見たから、本の印象が変わった!
    悲劇であり、喜劇である脚本。本読んだだけじゃ笑えないんだけど、舞台で見て「あぁ、笑いどころだ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    戯曲だけれども、読みやすい。演劇作品としてとても人気があり、ロングラン上演されているそうだ。大雪によって孤立状態にある山荘、経営者の若い夫婦と5人の客と1人の刑事。誰もが怪しく思える、緊迫した状態にゾクゾクする。

    0
    2009年10月07日

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