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底知れない不安、絶望。その苦しみを煩悩の身のままで乗り越えていく手掛かりが、ここにある。常識では理解し得ない、逆説に満ちた親鸞の教えの本質を、無宗教の視点からひも解いていく。
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Posted by ブクログ
うちは浄土真宗。歎異抄はまだ読んだことはないけど。 南無阿弥陀仏と称えはするけれどそれがどういうことなのかは、今一つピンときておらず。この本を読んでわかったのは、念仏とは「必ず救う。浄土に救う。だから安心して今しかない生を生きろ」という阿弥陀様からのメッセージだったのだなと。星4つなのは時々難しいな...続きを読むと思うところがあったからだけど、書物としては読むに値する本です。 南無阿弥陀仏。
歎異抄は築地本願寺で知った仏教であるが、この本のサブタイトルのように私も無宗教であるが故これからが始まりであると考えるています。 法然の弟子である親鸞が教えた「南無阿弥陀」のについてそれが歎異抄のようだ。 親鸞の教えを、間違った解釈をしたりアップデートする人たちが出るので、唯円が歎異抄として記した...続きを読む。 異なることを歎くと言うものだと知りました。 一人も漏らさないと言うものがあるようで、それは大変心強いものであり救いを頂きました。 もっと歎異抄を勉強したいと思います。
分かりやすく歎異抄を解説してくれている。 人生を100年として、死んだら無になるという考え方ではあまりに寂しいとは同感だ。 世の中では科学的根拠のない宗教とか輪廻転生、前世などはオカルトとして信憑性にかけるものとされているけれども、自分でもコントロール出来ない自我はどこから来ているのかもまた説明...続きを読むが出来ない。なぜ、人は苦しくなるほどの恋愛をするのか、自分を否定した人間にたいして心の底から沸々と沸き起こる怒りはどこから来るのか。このような宿業とは遺伝子の記憶か。説明出来ないことだらけなのに死んだら無になるのだから100年のうちになにか意味を見いださなければならないとあせるのもナンセンスだな、と読んでいて思った。
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