「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか―

1,056円 (税込)

5pt

軽症なのに、なかなか治らない。怠けるつもりはないのに、動けない。服薬と休養だけでは回復しない「新しいタイプ」のうつ病への対応法を、精神科臨床医が、具体的かつ詳細に解説する。「自己愛」が発達する過程に着目し、これまで見落とされがちだった〈人間関係〉と〈活動〉の積極的効用を説く、まったく新しい治療論。

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「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「人薬」の偉大さに深くうなずく。対面エネルギーに勝るものはない。「どう考えるか」「どうするか」が、具体的で良い。

    0
    2013年01月14日

    Posted by ブクログ

    今までに読んだ著者の本(主にひきこもり関連のもの)は、今一つ患者を客体化・対象化するような著者の視線が気に入らなかったが、この本に関してはそういうことはなかったので印象が変わった。
    ただ、人との関わりを通してうつ病(新型うつ病)が軽快したという事例がよくあったから他者とのつながりは大事だよね、という

    0
    2021年11月26日

    Posted by ブクログ

    身近に新型うつ病の方がいるので、たいへん参考になりました。

    メカニズム
    ・彼らの自己愛の脆弱さ。(生きていて良いのだ)
    高いプライドと低い自信。
    自己愛が低いので、他人も愛せない。

    解決方法
    ・自己肯定的になれるためのストーリー構築
    ・①忘れる ②何か働くことでプライドを回復 ③毛づくろい(人薬

    0
    2020年10月05日

    Posted by ブクログ

    著者は引きこもりが専門の臨床医
    「うつ病に関して2冊目に読む本」として

    <第1章 現代社会とうつ病>
    旧来のうつ病
    ・重症・・・無気力、抑鬱
    ・性格:責任感強い、執着気質→うつになって180度ひっくり返る
    ・きれいに治る
    新型うつ病
    ・比較的軽症
    ・性格:他責的、問題回避的→うつになって強まる

    0
    2018年11月05日

    Posted by ブクログ

    家族以外の親しい人間関係を築くことの大切さを感じた
    自我と自己の関係、自己愛からくる逃避がひきこもりなのだなと思った

    0
    2012年12月05日

    Posted by ブクログ

    軽症化しているのに治りにくくなっている新しい鬱病。その治療には引きこもりの知見が有効なのではないか、それは(適切な)自己愛と、それを元にした「労働」でもなく「仕事」でもなく「活動」を通じた人間関係である、という。なるほど。
    斉藤環氏のこの独特な目のつけどころ、いいなぁ。
    大雑把には理系/文系的な境界

    0
    2012年07月30日

    Posted by ブクログ

    コフートの自己愛について、初めて認識でき、概要を理解することができました。

    「自己ー対象」の関係から生きていく上で大切な様々な能力を取り込み吸収すること、
    家族だけの関係では不十分だということ、など。

    環境調整や、出会いのきっかけ作りなど、ソーシャルワーカーである私にとって、とても学びの多い一冊

    0
    2012年06月04日

    Posted by ブクログ

    傷つけないように管理する方法が主流になってきたため、小さな病が増加しているという。壮大な統合失調症患者は減り、日常でうつ病患者が増えている。現代的なうつ病について、どうしてなの?どうすればいいの?という問に、ある程度わかりやすく解説している。やはり、適度な距離の他者とのコミュニケーションは大切。そし

    0
    2011年05月27日

    Posted by ブクログ

    精神医学者や哲学者らの専門用語オンパレードでいささか読み解くには難解であり、辞書を引き引き読んだ。

    著者はひきこもりの権威なので、それに焦点当てすぎの感はあったが、「人薬」と称して他者との関わりが治療に必要だとする理論は共感できた。

    これは良書と呼べる一冊。

    0
    2011年05月24日

    Posted by ブクログ

    うつ病の改善、予防には、自己愛の形成、維持が大切で、それには「他者」の存在が重要で、「他者」とは、「他者性」を発揮できれば人である必要はなくて、「他者性」とは何かというと、自分にとって重要でありながら意のままにならないことだそうだ。
    そこで、真っ先に思いついたのは、フットボールのクラブチームだった。

    0
    2012年01月06日

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