サーベル警視庁

サーベル警視庁

704円 (税込)

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明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った──。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが……。第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め、藤田五郎とともに捜査を進めていくが──。警察小説の第一人者・今野敏、初の明治警察小説。(解説・西上心太)

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サーベル警視庁 のシリーズ作品

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  • サーベル警視庁
    704円 (税込)
    明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った──。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが……。第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め、藤田五郎とともに捜査を進めていくが──。警察小説の第一人者・今野敏、初の明治警察小説。(解説・西上心太)
  • 帝都争乱 サーベル警視庁
    748円 (税込)
    明治三十八年八月三十日。日露戦争の勝利に沸く世間は一変、日本にとってほとんど利益のない講和条約に、失望と怒りが広がった。民衆の不満は桂首相の愛妾であるお鯉に向き、警視庁第一部第一課の岡崎巡査たちは、お鯉の住む妾宅の警備を命じられる。群衆の怒りは更に加熱し、ついには暴徒が街に火を放った。そんな暴動の最中、妾宅で刺殺体が発見される。岡崎たちは死因を騒擾として片付ける赤坂署に疑問を持ち捜査を始めるが──。日比谷焼打事件の裏で蠢く大きな陰謀に、岡崎巡査たちが挑む!

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サーベル警視庁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月24日

    これは面白い!
    明治の警視庁、日露戦争時の東京での連続殺人事件。
    黒幕があれで、あの元新選組の斎藤一、藤田五郎も出てきた。この藤田さんの立ち位置が新選組ファンとして萌えたぎった。岩井巡査のセリフは私の気持ちそのものだったよ……!
    鳥居さんもめっぽう小粋。寡黙な葦名さんもいい雰囲気。
    藤田さんの佇まい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月10日

    登場人物に有名人が出てきたり、警視庁のメンバーが自分と同じ東北人が多く、親近感が湧いた。今野敏が初めての明治を舞台にした作品ということで、欲を言えばもう少し時代背景を書いてほしかったのと、敵方のキャラクターがはっきりしないのが残念だった。それはこれからの続編に期待して読んでみよう。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月18日

    今野敏の警察小説で、他の作品と異なり本作は明治時代を描いたもの。およそ100年ほど前の東京が舞台ですが、内容を読むと捜査の基本動作・心得は今とさほどかわらないように感じました。

    事件の背景は時代を反映した思想的なもの、いやはや、こんなところまでよく調べているな、さすが今野氏といったところでしょうか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月27日

    自分で店頭買いした本。
    大好きな今野さんだけど珍しい時代モノ。
    明治の警視庁を舞台にしたお話。
    時代的な問題もあるからか組織の枠をはみ出したお話になっている。
    時代的な有名人もちらほらでちょっとわくわくするけど、おひとり以外はさほどかかわらず。
    軽快で読みやすいのはさすがです。
    現代のシリーズが大好...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年09月10日

    この人ならまず面白いと信頼をおいている作家が、谷口ジローの『「坊っちゃん」の時代』にインスパイアーされて、日露戦争の時代を舞台に描いた小説となれば、面白くないわけがない。架空の事件に歴史上の人物が絡むのもワクワクする。久々に読書に没頭しました。
    当時の長州派閥や長期政権への批判や、「この国がご自分の...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年11月29日

    連続殺人事件の犯人を追う中で出てくる小泉八雲に夏目漱石、そして斎藤一の存在に胸躍る作品。藤田翁の存在が格好良すぎた…借りたサーベルで犯人のレイピアと対峙する戦闘シーンは勿論、動乱の時代を生き抜いた貫禄が周囲の反応で表現されていてゾクッとする。

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