24・7(トウェンティフォー・セブン)

24・7(トウェンティフォー・セブン)

440円 (税込)

2pt

「大人のsophisticationは、子供のunderstandingに負けたのだ」〈ピンプオイル〉。「性愛の技巧は、常に、情熱に比例する」〈24・7〉。「手の用途は包み込むことである。そして、その効用は、感じさせることである」〈口と手〉。大人だけに許される不慮の事故という名の恋。感覚が理性を裏切る9つの濃密な愛のアクシデントを描いた傑作小説集。

...続きを読む

24・7(トウェンティフォー・セブン) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年11月28日

    ・ヒンズーの黒砂糖(Brown Sugar of Hindu)
    ・ピンプオイル(Pimp-oil)
    ・HER
    ・前夜祭(Wedding Eve)
    ・個人の都合(His way things were going)
    ・甘い砂。(Sweetest Sands)
    ・24・7
    ・口と手(Bet...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月07日

    大人だけに許される不慮の事故というなの恋を描いた短編集。
    山田詠美氏の文章の美しさ、妖艶さ、純粋さによって登場人物達の生き様は眩しく目に映る。男達を虜にできる自陣に漲っているようで底知れぬ欲望と純粋な心を感じられる表現と物語にいつも心が動かされる。

    恋の一場面、一つの事象を表す言葉がとても好きだ。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月28日

    山田詠美さんの著者曰く大人の男と女の不慮の事故を描いた恋愛短編集ですね。本書に描かれる男女の愛は自由恋愛という感じでオンリーユーではなく不貞行為も含んでいますが、でもそれ程に自堕落ではなく筋は通っていてエロティックでもイヤらしくもなく心理描写が中心ですので艶っぽい性愛描写を期待された方にはやや物足り...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月27日

    ・太陽があり、星があり、花が咲き、風はいつでも思いやり深い。そのこと以外に、いったい何が必要なんです。その中で、好きな女を見詰めている。昔からある絶対的な価値とは、そのことですよ。
    ・年齢や経歴など、人間にとって付加価値に過ぎないではないか。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月19日

    歳をとったんだと思う。
    学生時代に読んだときは、大人っぽくって憧れを覚えた。
    今は、もっと近い感覚で読める。
    ピンプオイルは、題材的にか、サガンを思い出した。
    前夜祭は、ちょっと異色だと感じてしまった。
    粗い感じがした。
    24・7は、ホラーだ。
    どの話も、すごく楽しく読めた。
    やっぱ、大人って、楽し...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年07月20日

    男と女の恋愛を描くストーリー
    ワイルドで、どれも恋愛恋愛してなくて、さっぱり。だけど、ドロッドロのトロトッロな感じでエロチックな感じがよんでて
    むらむらするんだけど、欲情しすぎない

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    粒ぞろいな短編集。

    恋の始まり、終わり、絶頂。
    それぞれの話の中で、
    理性を超える瞬間に出てくる言葉が本質を突いていて、
    すとんと腑におちる感じ。

    論理的に説明することをやめたら
    こんなに物事はシンプルなのかと気付かされました

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    紛れもなく恋愛の本なんだけど、人間が社会の中で生きていく本でもある。現実感がないのに妙にリアルな描写たちが、頭の中でぐるぐるまわる。ふと隣に居る人のことを見直してみたりする。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月18日

    山田詠美の24・7(twenty-four seven)を読みました。山田詠美らしい男と女の恋物語の短編集でした。いろいろな恋物語のオムニバスでしたが、ひとつひとつの物語についていくのが精一杯でした。

    0
    購入済み

    2020年07月11日

    山田詠美さんの小説は、描写が繊細で独特であるためイヤらしさを感じない。
    世間で言うところの不貞行為も含まれるが、なぜか自然に受け入れられる。
    中身はある意味濃密だが、短編なのでサラッと読めた。
    しかし短編であるためか、引き込まれて夢中になるという感じはなかった。

    0

24・7(トウェンティフォー・セブン) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    幻冬舎
  • ページ数
    170ページ
  • 電子版発売日
    2011年06月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

山田詠美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す