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Posted by ブクログ 2014年11月18日
文字通り、芥川賞を取ることの出来なかった作品・作者にスポットライトを当てた書評本。自身にとって知らない作品・作者ばかりだったことに加え、著者の考えなど読み込ませる文章もあり一日足らずで全てを読むことが出来たため読み応え、魅力は十分だと思う。後ろの頁には過去から発売当時に至るまでの芥川賞作品タイトルを...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月17日
取り上げられている12作品中、読んだことがあったのは「いのちの初夜」だけ…。ああ、情けなや。
やはり私自身非常に感銘を受けた作品だったのと、そもそも「いのちの初夜」を読むきっかけになった書評本から北条民雄に関わるいくつかの知識があったので、その章はイメージが湧きやすかった。
選評や、ここで言われてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月03日
太宰治や吉村昭、島田雅彦といった今も売れている作家の作品だけでなく、消えてしまい、読まれなくなった作家の作品にも光を当てている。作品をどうやって読んだらいいのか、大変に勉強になった。芥川賞を取れなかった佐伯さんだからこそ語り口に切迫感があり、なお良かった。
干刈あがた、森内敏雄の作品をさっそく注文...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月27日
自分の好きなブックガイドシリーズ。でも予想してたのとは違って、これはちょっと違った目線で楽しませてくれた。芥川賞の候補に挙がった作品をつらつら並べて、それに関する簡単な紹介が羅列されてるのかなと思ったけど、そうではなかった。筆者が特に優れていると思った作品をピックアップして、なぜ取れなかったのか、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月08日
私自身は芥川賞に何の思い入れもなく、
賞を取った作品だからどうという事もない。
寧ろミーハーな感じがあり、近年の受賞作品は避けてすらいる。
しかしながら友人に
芥川賞を取った作品を好んで−近年に至っては欠かさず−読むという人間がいて、
その友人が勧めてくれた本。
当然のことだが受賞作品に脚光が当た...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月06日
[ 内容 ]
第一回芥川賞選評で、「生活の乱れ」を指摘された太宰治。
受賞の連絡を受け、到着した会場で落選を知らされた吉村昭。
実名モデル小説を「興味本位で不純」と評された萩原葉子…。
「私小説を生きる作家」として良質な文学を世に問い続ける著者が、芥川賞を逃した名作について、その魅力を解き明かす。
...続きを読む
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