にじいろガーデン

にじいろガーデン

759円 (税込)

3pt

三十代半ばの高橋泉は、別居を続ける夫との行き詰った関係に苦しんでいた。仕事帰りのある日、泉は駅のホームで女子高生の島原千代子と出会う。千代子は自由な生き方を認めない両親との関係に悩み、命を絶とうとしていた。心の痛みを分かち合ううち、ふたりは恋に落ちる。お互いをかけがえのない存在だと気づいたふたりは、泉の一人息子を連れて、星がきれいな山里「マチュピチュ村」へと駆け落ち。やがて千代子は、泉と出会う前に関係を持った男性との間の子どもを出産。長女が加わり一家は四人に。ゲストハウス開業、念願の結婚式とハネムーンツアー、千代子の闘病、そして……。喜びと悲しみに彩られた十六年間の軌跡を辿る、新たな家族小説の誕生。

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にじいろガーデン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シュールな内容になりがちなテーマを扱った作品でしたが何処かほっこりし、時にはユーモアを感じる内容でした。作者らしさを感じた。

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    あらすじを見て購入。同棲愛の話とは。。。
    それに加え血の繋がらない家族が本当の家族になっていく。温かくてちょっとせつないストーリー。
    自由に強く生き、それぞれの生まれてきた役割みたいなものも感じられた。
    少し羨ましくもある。こんな風に生きれたら幸せなんじゃないか、と。
    パートナー、子供たち、それは違

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    いろんな、多様性の世の中で、生きるのが難しいながらも、自分たちの家族を築き、困難にも立ち向かえる勇気をもらえました。

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    食堂かたつむり、ライオンのおやつに続き彼女の作品を読んだのは3作目。子供が生まれてからというもの、活字を読むことが物理的にも精神的にもできなくなっていた私だが、彼女の作品はかなり私好みなのだろう、あっという間に読み終えてしまった。
    重要人物それぞれの視点で描かれるが、同時にストーリーも進んでいくのが

    0
    2023年11月11日

    Posted by ブクログ

    読み進めるとタイトルの意味に納得。性の彩もあるけど、私のようなネクラおばさんも世の中の彩には必要かもしれないと気づくことが出来ました。

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    レズビアンについていろいろと考えさせられる本でした。

    大好きな人と、家族と幸せな家庭を築くことがとても幸せなことだと教えてくれるような本でした。

    悲しいけどとても温かいラストだったと思います( *´꒳`*)

    0
    2023年04月27日

    Posted by ブクログ

    人を愛するということはとても素敵なことだと思った、家族愛に溢れた小説。没頭して夜中の2時まで読んでいました。共感や感動、切なさで胸が苦しくなり号泣していました。

    0
    2023年02月22日

    Posted by ブクログ

    母2人と子供2人の家族のお話
    泉と千代子の2人のお母さん
    優しいお兄ちゃんのの草介
    お兄ちゃん大好き妹のミラクル宝

    標準的な家族像ではないけれど
    まわりから色眼鏡で見られることもあるけれど
    家族でも喧嘩をすることはあるけれど、お互いを思うからこそ

    自分と異なる価値観を受け入れることの難しさを思う

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    最初はびっくりしたけど、どんどん引き込まれて最後はぼろぼろ泣いた。素敵な言葉が沢山だった。もう一回読みたい、読む。

    少数派でも色をそえる役割があって誰かを支えられる。そんなふうに私もなりたい。

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    同性愛のカップルの結婚話。1番印象的だったのは義理の母に恋してしまった息子の苦しみがわかる場面。分別がつく年齢より前に恋に落ちてしまうと大変だなあと思った。

    0
    2024年02月26日

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