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なつかしのオムライス、うすいえんどうの豆ごはん、ロールキャベツ、アジフライ──。佃はじめ食堂の常連客でお酒も卸している辰浪康平は四十歳すぎで気楽な独身。両親が息子の将来を心配して、代理婚活の会に入会した。子供の代わりに親同士が見合いして結婚相手を探すという。康平は三十三歳の女性とつき合い始めたが……。幸福な出逢いとかけがえのない思い出。はじめ食堂に集う人々の人生模様と、季節の美味しくて庶民的なご飯を描く、大人気シリーズ。(巻末に著者のレシピ付き)
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Posted by ブクログ
あれっあれっ2人は現状維持なのかね、あの流れで熱海旅行後に必ずあるだろうと思って読んでござる。1番の息抜きが一食堂で恋人に使う時間を全部一食堂なんだろうな、なので時間は平等って事。毎回4千円くらい使うのが羨ましい限りです。後藤さんの悼みも突然だった だから題名だったのかな、オムライス話はとても良いで...続きを読むす。いつもの顔触れの合間に料理の説明が的確で想像出来る。お酒もそう江戸開場とかほんと好きなんだろうな山口恵以子さん あー
いきなりの婚活話が始まって 「こっちでも、そのネタ!?」 とはちょっと思っちゃったけど(笑)、まあ、ええ感じにまとまったかな。 後藤さんがまさかの急逝で、そうか、この話も登場人物の年齢層が高いし、わたしもこっち寄りやんな…、などとちょっとだけしんみりした。 なんかもう最近ほんまに、やりたいことは...続きを読むやれる範囲でやっていかないと、「あとでやろう」の「あと」ってないよな…と、思うようになってきた。 でもまだその原動力が足りないから、もう少し年齢がたてばもっと思い切って 「迷うならやってみよう」 って思えるんかもしれへん。笑。 今はまだ、思い切ることに逡巡があるから、まだまだ青いのよ。笑
オトナの恋がじわじわと発展していきそうな雰囲気。食堂を訪れるすべてのキャラクターを応援したくなる。オムライス、家庭それぞれの味、作り方があって郷愁を誘うものがあるらしいけど…冷凍食品でもコンビニでも売っているこの頃、作ってないなぁと反省。
今回は、酒屋の辰浪康平さんの両親が、代理婚活の会に入会して…年下の女性といい感じになるも…訳ありで…。 料理研究家の菊川瑠美さんが、日本酒に合うスイーツを開発する依頼を受け、康平さんにアドバイスをもらい、なんとなく距離が縮まる。 コロナ禍に入っての物語ですが、楽しく心温まる雰囲気です。 最後に、...続きを読む後藤さんが亡くなり…一子さんのセリフが、ぐっときます。
オムライスに関する幸せな思い出。いつもながら一子さんの声かけは、温かい。死は孤独でも悲しいばかりのものでもない。今回はちょっと悲しいエピソードもありました。
食堂のおばちゃんシリーズの良いところは、大きな変化がないところ でも、今回は違う 万里の成長をとても感じるし はじめ食堂に集う人たちの関係性 そして、、 変化を感じる一冊でした はじめ食堂に行きたい!オムレツ食べたい!
「いつもの」感が続いているなと思っていた中で、ドンとした出来事がありました。小説的には刺激ですが、ちょっと悲しくなってしまった。 このシリーズで時々触れられる、ずっと続くものはないという描写の最たるものですが、ただ日常が続いていくだけではないのがこの作品の良いところだと思います。
「食堂のおばちゃん」シリーズの第8巻。この巻では、常連客で酒屋の2代目、辰浪康平の両親が息子の婚活に乗り出します。康平以外にこの物語には、少しずつ登場人物が増えて「はじめ食堂」に通う人達が「はじめ食堂」を通じて人間関係をつくり、支えあう描写が人気の理由かなと思います。康平の婚活は?他の常連客の人生模...続きを読む様は?まだまだ続くこの物語。(物語が続く限り、「はじめ食堂」は繁盛して、美味しそうな料理も紹介されるのは当たり前ですが)
サザエさん的に続くものとばっかり思ってたからお別れの衝撃がすごかった ただこれを乗り越えて登場人物のみんなの毎日が進めると作者が思えたこその展開だと思いたい
東京・佃の食堂兼居酒屋「はじめ食堂」を舞台にしたヒューマンドラマ。シリーズ8作目。全5話。 * * * * * 新陳代謝が始まった。そう思いました。今回は重大な展開が2件もあったのです。 1つは、いきなり親主導で始まった、酒屋の若旦那・康平の婚活と、自分の康平に対する気持ち ...続きを読む( 作者は前々からほのめかしていましたね ) に気づいた、料理研究家・瑠美の屈託。 これは予定調和路線なので温かく見守るだけですが、一子と二三が縁結びに乗り出して、何となく『婚活食堂』っぽくなってきた気がします。まあ吉事なのでよし! 2つ目が、レギュラーの1人、後藤の死でした。 オムライスに絡むイベント2つ ( 亡妻との初デートの想い出と、親友の山手との「別れの杯」っぽいオムライスのシェア )が続いた時点でイヤな予感はあったのですが、やはり少なからずショックを受けました。友に先立たれた山手がガックリいかないかも心配です。 また、後藤の死が、山手や三原、はては一子にも起こり得ることだと読者に印象付けた出来事でもありました。 シリーズが続けば彼らも死に近づく。作品にリアリティを与えたインパクトは大きいと思います。 余談ながら、はじめ食堂の夜の常連たちにはいつも感心します。 日曜以外ほぼ毎日来店し、オススメメニュー数品を食べ3合相当を呑む。しかも日本酒は入手困難な銘酒揃い。勘定は5千円は下らないでしょう。健康面とともに家計面も心配してしまいます。 康平と瑠美の恋の行方も気にはなりますが、レギュラー陣が健全な生活を送れるかどうかも気がかりです。
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食堂のおばちゃん
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