工場のおばちゃん あしたの朝子

工場のおばちゃん あしたの朝子

660円 (税込)

3pt

4.0

「食堂のおばちゃん作家」が母をモデルに描いた、昭和の女一代記。泣き、笑い、心温まるあの頃の東京下町物語! 千葉・館山の老舗旅館の娘・朝子は、失恋をきっかけに新宿へ。ウェイトレスをやりながら声優を目指すも、突然、下町の鋏工場へ嫁いだ。舅との確執、夫の不倫、愛人との闘いなど、困難を乗り越えて、強く、楽しく、笑顔で生きていく。集団就職、初めてのテレビ、東京オリンピックなど、昭和の世相や風俗を鮮やかに描く、著者初の自伝的小説。母と娘の感動長編!

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工場のおばちゃん あしたの朝子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月08日

    再々読。
    昭和30年代に下町に嫁いだ朝子さん。
    明るく元気な朝子さんは、聡明でこの時代の出来た奥様。
    気難しい舅の世話をし、夫の工場の住み込み工員の世話もし、家事育児にも手を抜かず、憧れてしまう女性です。
    なんでもある今の世を生きているくせに、高度成長期の暮らしぶりにとても興味を持っています。
    朝子...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月29日

    本屋さんで偶然見かけたときは タイトルに吹いた。
    食堂のおばちゃんのパロディ?って思って 笑。
    でも実際読んだら全然違う。
    ハートフルなところは共通してるけど。

    いろいろあるけど いい家族だなぁ。
    まさに3丁目の夕日。
    古き良き昭和って感じ。

    朝子のバイタリティ 分けて欲しいわぁ。
    魅力的なヒ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月04日

    あしたの朝子さんは、食堂のおばちゃんのお母さん。
    姑・小姑はともかく、お舅さんとうまくやっている様子は読んでいて気分がいい。
    戦後の日本が活気づいていく様子が手に取るようにわかった。
    男にばかり都合のいい世の中なのに、元気に生きている朝子や叔母みたいな女性の存在こそが、昭和の日本を支えてきたのだろう...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    著者が母親モデルにした東京下町の物語。
    一冊を通してずっと前向きで明るく周りを励ます主人公朝子の姿が読んでいて好ましく明るい気持ちにさせてくれます。
    特に義父とのやりとりが微笑ましく、
    とてもあったかい気持ちになりました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月03日

    月刊誌で「食堂のおばちゃんシリーズ」を読んでいるので、本屋でこの本を見つけ購入。
    主人公の朝子はオペラ歌手を目指すが、扁桃腺手術で断念。音大のピアノ科の助教授に憧れるも夢破れ、海に入水と間違われて助けられた勝弥に声優を勧められる。旅館の跡取りとして見合いの日に逃げ出して、NHKの声優試験に行く。その...続きを読む

    0

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