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トンカツ、ナポリタン、ハンバーグ、オムライス、クラムチャウダー……帝都ホテルのメインレストランで副料理長をしていた孝蔵は、愛妻一子と実家のある佃で小さな洋食屋をオープンさせた。理由あって無銭飲食した若者に親切にしたり、お客が店内で倒れたり――といろいろな事件がありながらも、「美味しい」と評判の「はじめ食堂」は、今日も大にぎわい。ロングセラー『食堂のおばちゃん』の、こころ温まる昭和の洋食屋物語。巻末に著者のレシピ付き。
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登場人物の設定が絶妙
ネタバレになるから詳しくは書けませんが、ホント登場人物の設定が絶妙で、登場人物の人柄やその先のストーリーの展開も期待できる。かと言ってあくまで私の想定内の展開で無いところが、推理小説とは違う面白さ期待ができる作品
#ほのぼの #感動する #共感する
Posted by ブクログ
割と早くに2に辿り着ける、うん一子おばちゃんの生い立ちにスポット当ててるんだね、高とかお馴染みの親父とか出てくるから過去に遡って面白い。亡くなった孝蔵が普通ん出てきてやっぱり面白い。メンチカツがハンバーグを揚げたものって凄くわかりやすいな、料理の情報が正確で澪つくしみたいにレシピあるしで、何も言うこ...続きを読むとがない。物語を料理名に見立てているのな。12巻出てるんだね、焦らずじっくりと付き合おうと思う。弟子の行く末とかもう出てるし、涌井料理長の若い頃っ見れるし、濃いですね
1巻が気に入ったので2巻も。 短編集で読みやすい。1話1話ちょっといいお話で、心がほっとする。 料理も美味しそう。 こんな食堂が近くに欲しい。。。
美味しそうなご飯と温かな人の関わりが優しく描かれる小説。疲れた時、穏やかな気持ちになりたい時にピッタリな本。最後のレシピも楽しみ。
今回は一子の若かりし頃のお話。戦後とか、昭和何年とか書いてあるから「昔のことー」と思うけれど、ふとこのころの孝蔵と一子と今の自分は同世代なのでは?と気が付いた・・ 有名ホテルの副料理長が洋食屋になった経緯。一子が大好きな孝さんを支える姿に愛を感じる。実家のラーメン屋のことか、亮ちゃんの進む道が決まっ...続きを読むてよかったな。
昭和40年代。孝蔵と一子との、下町の洋食屋さんのお話。孝蔵さんが、優しくて、男気があって、かっこよかった。一子が若かった時、松竹、東宝、大映からのスカウト合戦されるほどの美貌だったのには、驚いた。出てくる食べ物も、美味しそうで、夫婦は人情味があって、理想の洋食屋さん。とても、面白かった。
ホテルの副料理長から一介の洋食屋さんに転身した孝蔵とその妻 いちこ。常連客と新規お客様が来る店ではほのぼのした毎日。
はじめ食堂先代のお話。「一人前の職人になるって言うのは、豆腐屋へ豆腐を買いに行くようなもんだと思ってる」孝蔵さん。人生には曲がり角があったり道に迷ったりと、目指すところにたどり着くのは難しいですよね。 巻末のレシピもうれしい。コロッケはほんとに美味しい!
先日読んだ「食堂のおばちゃん」の2作目。 ですが… 小説の舞台である「はじめ食堂」がオープンした頃のお話し。 シリーズ1作目では、ここの主人:孝蔵も亡くなり、息子の高も亡くなり、孝蔵の奥さん:一子と、高の妻が「はじめ食堂」を経営していたので、随分、遡ってのお話しです。 1作目に引き続き、心温まる物...続きを読む語と美味しそうなお料理…たべたいなぁ。
孝蔵と一子のはじめ食堂の駆け出し時代が描かれている。まだ洋食屋の頃だ。そしてタカシも小2だ。孝蔵の人情が溢れ、一子とのコンビが調味料と同じく絶妙な匙加減だ。 ビフテキは、一子がタカシからヒントを得た。洋食とフランス料理の違い、食事と料理の違いも、感覚でわかっても言葉で説明できなかったが、一子の気づ...続きを読むきにハッとさせられる。様々な覚悟が交錯する。 もんじゃといえば月島、洋食だろうか?ウルトラって、あのウルトラだと思ったら捻っていた。着地はウルトラE難度並みに美しい。ほっこりさせられた。 グラタンのように熱い時も冷めた時も美味しい人生を送りたいものだ。 ハンバーグ、変身?今度は仮面ライダーか?本当に強い人は威張ったり、言葉で脅したりしない。ハンバーグの変身の例えは決して下手ではなかった。 料理の味はその人の思い出とともに記憶に残る。コンソメスープの優しさが、なんとも気持ちも温めてくれた。 始まりがあれば別れは必ず来る。そして別れはまた、始まりでもある。新しい味を求めて人生をかけるのに、ラーメンは一点集中できる良い選択だと感じた。 それぞれの話題が恋に焦がれ、甘酸っぱい味が伝わってきた。デザートはイチゴに練乳かけて食べたくなった。
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食堂のおばちゃん
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山口恵以子
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