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コンピュータが数値計算機として登場した当時、人間が不得意なことを高速で正確にこなすことから、早晩、人間並みの思考能力を持たせられるという楽観があった。以来40年、機械としては洗練されては来たが、人間の域にははるかに遠い。未来派知識の総合誌、第4号では、“自己組織化”という生命現象が、情報処理過程としてどのように作動しているのかを覗いて、セルオートマトンなど新しいアーキテクチャーを展望する。
今はもうなくなったUPUから1985年から1987年まで隔月で刊行された“幻の雑誌”がデジタルで復活!
AI(Artificial Intelligence =人工知能)を科学と技術との両面から捉える“未来派知性の総合誌”。その第4号(1986年6月発行)。
表紙
目次
AIジャーナル投稿大募集
AIJ Radical Review
1 パニックは狼狽(ニック)への恐怖(パニック)
2 闇夜でカラスの気配を探る
3 カフェバーのジンコウズノウ(圏点付き)
Ahaの瞬間4――怪物(モンスター)を飼う怪物(フラクタル)、を飼いならす……ブノワ・マンデルプロ
特集/自己組織化の夢
対談/情報・生命・脳……清水博、甘利俊一
SFにおける自己組織的AI像……金子隆一
生物工学を「夢」みる――生物と機械がめぐりあう未来へ……鈴木良次
脳のみる夢――夢小咄 五夜……田柳恵美子
言語的思考の自己形成――文の産出過程に内言……天野清
S.O.[self-organization]型録――拡散する〈自己組織化〉研究からのサンプリング……杉田敦
流れの自己組織化……高木隆司
成長するランダムパターン……松下貢
INTERVIEW 日本のAI仕掛人たち 4……福村晃夫
セルオートマトンを彫る2……安斎利洋
AIJ連載企画2 インテリジェンスとは何か 第4回 チューリングの考えた“脳”と、機械の知能……土屋俊
ICOTシンポジウムから 着実に発展する中期計画
AIJ連載企画1 分類学再考 第4回 生物分類学の復権(3)――オッカムのかみそり……三中信宏
言語処理実務者の頭脳プロセス 速記者その2――ワープロ時代を迎えた速記者 その現状とワープロへの注文……兼子次生
連載 情報のR&D 第1回……金子郁容
基碇研究から離陸するICAI(知的CAI)
いかにICAIが発達しても、人格形成は人間の仕事です……大槻説乎
小特集/ワークステーションの比較――AIマシンと汎用型32ビットEWS
AIJ連載企画3 日本語の探求 第4回 ぬすんだキスはあまいが、ぬすまれたキスはにがい――コンピュータに日本語の文法を入れるために……高橋太郎
Book Review 「AIビジネス」
パソコンで学ぶ AIプログラミング入門4……原正一郎
奥付
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