ルーマニア・マンホール生活者たちの記録

ルーマニア・マンホール生活者たちの記録

796円 (税込)

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3.8

チャウシェスク体制崩壊後のルーマニアでは、ストリートチルドレンの一部がマンホールでの生活を強いられていた。著者はマンホールに単身乗り込み、シンナーを吸ったり、結婚し、子どもまでつくっている生活の様子を取材した。弱者どうしのいがみあい、彼らをさらに追い立てる社会の非情さなどを浮き彫りにした傑作ルポルタージュ。

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ルーマニア・マンホール生活者たちの記録 のユーザーレビュー

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    rr

    購入済み

    想像つかない

    少し前の話ではあるが、ヨーロッパの一国がこんな状態だったとは。独裁政治の危うさ。

    1
    2014年05月27日

    Posted by ブクログ

    ルーマニアに行ったのは、学生時代の1993年の夏のことだった。ベルリンの壁が崩れてしばらく経ったころで、それまでは入国が難しかった国々に行くことができるようになった。交換研修でギリシアに行くことになっていた自分は、この時代に東欧に行くことはいつか意味を持つことががあるのだろうと思い、ギリシアに行った

    0
    2017年01月09日

    Posted by ブクログ

    ルーマニアのチャウチェスク時代、多産政策により生まれた子供たちが自由化のあとホームレス化し、多数がマンホールで生活しているという状況を取材したルポルタージュ。同じような事情はモンゴルなどにもあるという。ドキュメント映画「Underground Children」なども併せて観てみたい。ルポは分かりや

    0
    2013年08月04日

    Posted by ブクログ

    チャウシェスクによる独裁政権時代 
    誰もが貧しい暮らしを強いられる中
    「国力とは人口なり」
    と唄われ 
    中絶や避妊が非合法とされた。
    時代に生まれた子ども達 
    は「チャウシェスクの子」と呼ばれ多くは貧しさから親に手放され孤児院へ行くことを余儀なくされたり 
    ストリートチルドレンとして

    0
    2010年09月02日

    Posted by ブクログ

    チャウシェスクの子供たちと言われた浮浪子供たち。
    チャウシェスクは国家の強大化には人口増加が必要と考えていたから、中絶も避妊も禁止していた。
    ルーマニア人だけでなくロマたちはもっと悲惨な境遇の生活をしてる。

    0
    2009年10月07日

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