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未解決事件の調査をして暇をつぶす老人グループ〈木曜殺人クラブ〉。入居する施設の関係者が殺されたのをきっかけに、彼らは真相究明に乗り出すことに。英国で異例の速度で100万部突破のフーダニット。新人離れした完成度を誇るユーモラスな謎解きミステリ
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Posted by ブクログ
ミステリとして謎そのものを楽しむというよりかは登場人物の掛け合いを楽しむほうに軸を置いた方が吉な気がする。会話がイギリスっぽさ全開だし登場人物は全員ありえないくらいパワフルで私は大好き。こういう歳の取り方をしたい。疲れていて元気になりたいとか元気な話を読みたいとかそういう人にオススメ。
世の中の年寄りたちがこんなに無駄なく優秀とは思えない。老害になるくらいなら口出しせねばいいのにと思うこともしばしば、それが自分もそう思われる年齢になってきた今でもだ。何も言うまい! と。 いつかは死ぬ、それがいつか、わからない。朝に電話2コールで切ると、相手も電話してきて2コールで切る。無事だってこ...続きを読むと。幸せに。長生きしてほしい。みんなそれぞれの人生だ。決まりはない。死なないまでも認知症になり、弱って、静かに逝くこともある。横たわっている時、もしかして、人の声が聞こえているかもしれない、わからないけど、認知症の人、恍惚の人。 うざい、うるさい。でも、この耳順になってきてもまだパートナーに怒鳴りつけたり、これみよがしにしたり、カッコつけている僕には甚だエリザベスのようにはいくまい。 さてこのシリーズ、あと二冊出ている、現在(2024.1.2)。その前に令和6年能登地震が昨日あり亡くなられた人や倒壊した家屋がたくさんある。津波警報で近くの公園の丘や山手の義母の家を夜中に訪れて避難していた。いつ、どうなるとも限らぬので、面白い本をどれだけ読めるか、楽しみだ。 でも、この話、殺す人が多すぎ。 p482 からの引用。 ”人生は続いていく、ついに続かなくなるまで。” ただ、警察に任せるのがほんと少ない。そんなに年寄りで解決したいのかい、と言いたい。 えええ。少しボケてきたエリザベスの旦那とチェックメイトする、貴方、そうか。墓穴を掘る、か。そうか、この場面か、チェックメイトと叫ぶシーン。 ところで、フールズメイトって知ってますか。 いずれにせよ、てんこ盛りでっせ。 で、再読ちょいと。何度でも読める本がいいわ。
正直に言って、数ページごとの場面転換、頻繁に変わる語り手が煩わしくて読みにくかったです。 で、最初っから登場人物が多いので、誰が誰やら。 そして、いったい何を読まされているのかと、頭の上には「?」がてんこ盛り。 もう少しまとまりのある章立てにしてほしかったです。 高齢者用施設(日本で考えるよりもず...続きを読むっと規模が大きく、自由度が高い)に暮らす「木曜殺人クラブ」のメンバー4人は、確かに頭はしっかりしているし(怪しい人もいるが)行動力もあるけれど。 そしてその他の入居者も、それぞれに得意分野に秀でた人たちばかりで、実際の殺人事件の捜査も警察顔負けにやってしまう。 でも、だからこそ、警察を出し抜いて犯人を見つけた後の対応にモヤモヤ。 名探偵コナンくんも言っていたとおり、犯人を追いつめて自殺に追いやるのは、探偵としては絶対にやってはいけないのだ。 なのに、犯人の行為を見逃し、犯人にそれとなく自殺を進め、真犯人は野放しに…って、法治国家じゃないんかい~! それでもなんとなく、シリーズの続きが気になる。 文章のクセにも慣れてきた。 次を読んだら、もう少し楽しめるかしら。 というか、ミステリよりも心に刺さったのは、老いの暮らし。 高齢者施設とはいえ、ベッドルームがいくつかあり、食事もそれぞれ作って食べる生活は、コミュニティの力が強い日本の下町や田舎の暮らしにも近いかもしれない。 もう私にとっては他人事ではないのよ。 ”冷たい恐怖とともに、夜中にたびたび目が覚める。よりによって知性を失うとは?片足でも片肺でもくれてやる、知性を奪われる前に、何だってくれてやる。” 認知症への恐怖。 ”自分自身は亡き夫のゲリーのことをあまり話題にしないので、うしろめたく感じるのかもしれない。わたしはそういう対処の仕方をしないのだと思う。ゲリーは小さくぎゅっと丸めて、わたし一人のためにしまってある。” 老いも死も、いつかは必ず訪れる。 私の場合はそう遠くない未来に、とずっと思って生きてきたけれど、よく考えたら私は両親が2人とも健在で、もしかしたら長生き家系かも、と昨日突然思い当たる。 やばい。 将来設計もう一度考え直さなくちゃ。
エリザベスをはじめ、リタイアした高齢者たちが、知恵と行動力で事件を解決していく様は、爽快感さえ感じる。読み出したら止まらない面白さがある。老いや死についても、考えさせられるのだが、それ以上に、小説全体に活力と明るさがあり、読後、なんとなく元気になった。
お年寄り達の面白さと悲しさが、ストーリーと見事にマッチしている。刑事のキャラも良い。エリザベス、何者?
書名だけでアガサ・クリスティーの「火曜クラブ」を思い出した。本作品は老人会で事件を解決する感じかな。連続殺人を解決するのだけど、なかなか凝った真相になっている。長く生きていると良いことも悪いことも経験してしまうということだろうか。物語はテンポよく進む。著者がテレビ関係の人もあってか、映像がポンポンと...続きを読む切り替わるテレビドラマのようになっている。シリアスな感じもあるがときどき笑わせるところを入れてくるのが楽しい。
まず最初に。登場人物が多すぎる! 本に紹介されている登場人物よりも多いので「この人誰?」と思うことしばしば。 引退者用施設、いわゆる高級老人ホームに「木曜殺人クラブ」という未解決の事件を捜査する老人たちが、現在の殺人事件に出くわしその捜査を始めます。 なかなか犯人に行きつかないのですが、エリザベスを...続きを読む筆頭に事件の核心に迫ります。 ジョイスの日記の語りの部分と三人称の部分が絡み合ってなかなか面白かったです。
このクラブは「仲良しリタイア高齢者4人組」が、過去の捜査資料を持ってきて推理するという活動をしていて、その最中に、身近で起きる殺人事件を、あの手この手で解き明かしていくお話です。 犯人は誰だろうと考えながら読めるし、会話のテンポが面白かった!
事件を解決していくメンバーは高齢者たちなのだが、非常にアクティブで、読んでいる間はこの人たちがお年寄りだということを忘れてしまうほど。老後の楽しみとして捜査してるなんてレベルではない。しかし、時には老人特有ののんびりした雰囲気も出ていて、そのミスマッチがまた面白かった。
イギリス独特のユーモアが散りばめられていて面白かった。高齢者4人組がが主役って言うところも新鮮。ミスマープルっぽい感じ。語りがライトなのでテーマは殺人事件だけどそれほど深刻にならないので、読後感もヨシ。
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