さよならジャバウォック

さよならジャバウォック

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー! 結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに……。途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    さよならジャバウォック
  • タイトルID
    :
    20151175
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

閲覧環境

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さよならジャバウォック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎大好き人間で、店頭にこれが並んでいるのを見た時からずっと早く読みたいと思ってた!家にスペースがなくて文庫にならないと買えないと待ってたけどオーディブルに入ったのでそこで拝聴。
    しょっぱなから、これだよこれ!と言いたくなるような急展開。小説の冒頭というのは度々取り沙汰されるけど、表紙をめくって1発目、漫才で言うつかみの部分であっと声が出るような事件が起こって、私たちをグッと引き込んでくれる。
    小説に限らず大御所になると、スタートから面白くなるまでもグッとためることができる。消費者側がこの人の作品なら面白くなるだろうと待ってくれるからだ。どんどん章が長くなってるワンピとか。勿論それも、より重厚なストーリーを展開してくれてるということで悪いことでは無いが、これだけ人気作家になっても変わらず初手からエンジンを全開にかけてくれる伊坂に嬉しくなってしまう。
    過去にどこかで、伊坂の描く世界は、現実の仙台を舞台にしながらも少しファンタジーが混ざる、イーハトーブなのだという話を読み、その通りだと思ったことを思い出す。私たちはまさに、ふとしたきっかけで穴に落ちてちょっと何かがおかしい世界に迷い込んだアリスのように、伊坂の作る世界を探索することになる。
    複数視点を交差するオムニバス形式の物語展開は伊坂の十八番と言っていいと思うが、今回もそれが遺憾無く発揮されている。
    そしてラストまで読み切った時、自分がオーデュボンの祈りで初めて伊坂を読んだ時のことを思い出した。伊坂の作品はどれもだーーいすきなのだが、オーデュボン、重力ピエロ、フィッシュストーリー、アヒルと鴨のあたりの読後感が本当に大好きだ。穏やかな5月の風が吹いたあとのような爽やかさ、それは作品内での謎、ミステリが解決したという爽快感もあるけど、そういうのとはまた違うというのは、読んだ人ならわかってくれると思う。なんとも言えないやさしい気持ちになって、読んでよかった、と思えて、ちょっとページを戻ってあれこれ照らし合わせてみて、暫しその作品の世界観に浸る。それができたのが嬉しかった。そう思うと、私がとりわけ好きなタイプの伊坂作品の要素がふんだんに詰め込まれてて、ほんとに素晴らしい作品だったな。
    伊坂先生、あと100年生きて毎秒新作出してください。

    0
    2026年09月09日

    購入済み

    シュールで読了感がいい

    ジャヴァヲッグというアイテムがこの物語の不思議を構成している。至るところに伏線が散りばめられていて、引き込まれる。伊坂幸太郎の小説中にはいつも格言が出てくるのが好きです。

    #癒やされる #エモい #シュール

    0
    2026年08月02日

    購入済み

    人間の脳に取り憑いて凶暴化させるジャバウォックというものが存在する世界観のSFのようなミステリーです。終盤のトリックが明かされたときの、違和感が繋がる感覚と衝撃が素晴らしいです。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2025年11月30日

    購入済み

    旬な話題と

    変わらず軽快な文面の著者たる
    久々の小説でした

    やり投げとバスケットの旬な話も入り
    最後は怒涛の伏線回収

    やっぱり小説はエンターテイメントと 
    再認識させられました

    もちろんほろっとした涙もあり。

    #エモい

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    前半は、よく分からない展開にハズレ?と思ったものの、後半はえーーーの連続で次々と登場人物が繋がってびっくり!ジャバウォック、怖いですねー。これからの世界にありそうで怖い世界。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎作品らしく、難しいことをやっているはずなのに不思議とスラスラ読める。国家や歴史が絡む大きな話なのに、登場人物たちの軽妙な会話のおかげで重たくなりすぎない。

    正直、「そんなにうまくいく?」と思う場面もあるのだが、そこを勢いで読ませてしまうのがこの作家の魅力。細かいことが気にならなくなるくらいエンタメとして楽しかった。伏線や仕掛けも気持ちよく、読み終わった後は満足感が高い。個人的には、深く考察するというより、「面白かった!」と素直に言いたくなる一冊だった。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    主人公の主婦が夫を殺してしまったところから始まる物語。
    そのような衝撃的な冒頭から繰り広げられる展開、そして登場人物達が語る世界観や台詞にどんどんと引き込まれていった。と、同時に、どんどんと混乱、というか整理できない状況のまま進んでいくストーリーに、ページをめくる手が止まらなかった。

    そして最後まで読んでいくと明かされる事実、伏線回収に、
    「ああ!確かに!」
    「だからか!」
    となる。その答え合わせの感覚がたまらなく面白かった。

    しかし、終盤、ページ数でいうと300ページあたりからの、作品として一番盛り上がる場面はもっとページを割いたほうが良かった。あまりにも短かったので、話が盛り上がりきらないまま終わった印象が強い。
    いや、十分面白いんだけどね。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。から始まり、何?何?と興味津々?

    ファンタジーの世界にどんどん引き込まれて、私もスノードームの中に放り込まれたかのような何がなんやらわからない不思議な感覚になった。でもそれがいい意味で面白かった。
    ジャバウォックと亀の設定は好きだったな。

    最後はホッとできた。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    量子は夫を殺してしまった。狂暴に襲い掛かる夫をに対して、交戦したら、そうなってしまったのだ。そこに最近たまたま出会った大学の後輩が家に訪れた。凍朗に手助けを受け、夫の死体を隠そうとするが・・・・
    脳に取りつくジャバウォックの話で、最後にいろいろなパーツがつながります。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    実は…伊坂幸太郎さん初読みなのです!
    なんとなく避けていたのか、手にするタイミングがないままでおりました。

    なので…異次元世界彷徨う感じがなんとなく村上春樹テイストだなぁと思いながら読み進めたのですが、これか伊坂ワールドなのでしょうか?

    殺人事件が起きながらもあまり現実味がないままどんどんストーリーが展開。
    ジャバウォックの概念はさておき、隠蔽された施設でヒトが人体実験されている設定なんかは、きっと現実にあるのだろうなぁ。
    現実味がなさそうで暗に現実を描いているハズと邪推してしまった。

    親切と暴力というヒトの本能についての考察や、その暴力性は取り憑かれたせいだとすることで納得しようとするヒトの習性など、考えさせられることも多い。

    ヒトは『人を助けると気分が良くなる』という性質がプログラムされているとのことだけれど、それができない人は、ある意味遺伝子欠陥なのかもしれない。

    ちなみに私は最近、自身がビタミンB6や葉酸を代謝する遺伝子の欠陥があるのではと疑って論文を読み漁っている。だから、誰もがどこかの遺伝子欠陥があって、暴力性が顕著になるパターンもあるのかも…などと思う。

    様々な伏線回収という意味でも読み応えがあったけれど、ストーリー以外のところで色々考えさせられるのもまた楽しかった。

    食わず嫌いだった伊坂幸太郎さん作品。
    また読んでみてもいいかもな。

    0
    2026年09月19日

さよならジャバウォック の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    さよならジャバウォック
  • タイトルID
    :
    20151175
  • 電子版発売日
    :
    2025年10月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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