作品一覧 2021/12/10更新 一九四一黄色い蝶 試し読み フォロー カラー名作 少年少女世界の文学 試し読み フォロー 二十四の瞳 試し読み フォロー はるになたらいく 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 山中冬児の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 二十四の瞳 壺井栄 / 山中冬児 8月にこの本を読むことで、戦争の時代に思いをはせる。 戦時中の戦争のかなり具体的な描写があり、戦時中の暮らしを疑似体験することになった。そんな中で、大石先生の子どもたちへの愛情が、前向きな愛と希望として、読み手の心を揺さぶる。 戦後の描写からは、ひときわ戦争への憎しみが感じられる。 「いっさいの...続きを読む人間らしさを犠牲にして人びとは生き、そして死んでいった。」(p218) 今を生きる私の、生きることへの責任を感じる。 今の時代に日本に戦争はないけれど、同じように追い詰められ、心を痛めている子どもがいることを、知らねばならない。 Posted by ブクログ カラー名作 少年少女世界の文学 宝島 スチーブンソン / 近藤健 / 池田浩彰 お試ししたら読みやすかった 文がやさしくて読みやすそう。全訳ではないんですね、低年齢用にやさしくしたもの。 1章の中にカラー挿絵が何枚も入ってきてそれでこの値段なのは良いです。 シリーズほかの本も順に見てみたい。 mahotyaro 一九四一黄色い蝶 岩崎京子 / 山中冬児 太平洋戦争や来歴、世界大戦が起きていた1941年・昭和16年を舞台にした、性格も年齢も異なる三姉妹の生活などについての物語だった。 1940年・昭和15年から完全に全ての物資は軍事優先となっていたことを知った。しかも毎月、統制などが新たにどんどん追加されていたことも知った。(高級織物統制、石炭の工...続きを読む場が臨時休業、砂糖は1人1ヶ月300グラムずつ、宝石やスーツの高級品を買ってはいけないという規則が始まる、食堂や駅弁では米を使う食べ物を出さない、つまりパン・うどんしか出さない、牛乳、卵、油の統制などが行われていた。) 子供達がよむ雑誌がどんどん戦争一色になり、また、読者投稿欄の作文は文学的価値で選ぶのではなく、国家目的で選ぶようにするよう国から言われることもあったと知り、驚いた。 当時の人達はそれが普通だと思って生活していたと書いてあったが、よく生活できたなと思った。 Posted by ブクログ 山中冬児のレビューをもっと見る