作品一覧 2019/03/29更新 続・発想法 KJ法の展開と応用 試し読み フォロー 発想法 改版 創造性開発のために 試し読み フォロー まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 川喜田二郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 発想法 改版 創造性開発のために 川喜田二郎 ほぼ、考え方はデザイン思考と同じ。 それを50年以上前にこれほど体系的にまとめられていることに驚いた。 デザイン思考は台頭する日本を研究して生み出されたらしいが、まさにその研究対象となったであろう内容。 今読んでもまったく違和感のない記述があちこちに見られる。 こんな日本人がいたことを誇りに思う...続きを読む。 Posted by ブクログ 発想法 改版 創造性開発のために 川喜田二郎 出てきた発想を整理して大きな地図にまとめるのはすばらしいとおもいます。 ただこれだけだと、1つ1つの問題をうまくほりさげられないかったりするので、1人ブレストなどの手法もあって、横糸ばかりでなく、縦糸をだぐっていくような方向もあったほうがいいのでは。マインドマップと合わせてつかったほうが新鮮な論点が...続きを読むみつかるのでは? Posted by ブクログ 続・発想法 KJ法の展開と応用 川喜田二郎 “今日の社会はもはや敏速さと器用さだけで切り抜けられる時代ではなく、人間性の回復という面も開拓しなければ、とうていこの激変の時代の社会的危機を乗り越えることはできない” とある。 とても50年前に書かれた著書とは思えない。今の時代も全く同じ課題を抱えているからだ。 物質的な充足、従来の科学...続きを読む的アプローチへの妄信などといった現実から、発想が乏しく、考えることが不十分であるから遠目がきかない。 結果、行きあたりばったりで計画性がなく、目先のことや新しい知識にばかりに振り回されている・・・是非判断を急ぎすぎているのだ。 ものごとを深く考える人間を求めるというのは、いつの時代も同じなのかもしれない。 KJ法は混沌たる素材から、新しい秩序を発見したり、きずきあげたりする。自分の立脚点がどこにあるのかを知りたい人間にとって、KJ法は ひとりひとりが考える人間になるための手段となりえる。状況がほんとうに自分の腑に落ちれば、人間というものはおのずから「わかった」という状況とともに「よし、やろう」という勇気が湧く・・・事実をして語らしめるものは勇者となるのだ。 KJ法は、進めてゆく過程でヒントやアイデアが浮かび、発想につながる。また、対立や矛盾、葛藤が生産的に生かされる。 KJ法を効果的に進めるには、従来の科学的アプローチへの妄信、早急な是非判断を一度忘れ、事実を偏りなく、先入観なく、量より質を意識して集め、もとの素材の本質をしっかりとらえたままデータの語るところに耳を傾けなければならない。 解決策をあわてて論ずるよりもまえに問題点の真底を徹底的に読みぬかねばならない。おのれを空しくしてといわれるが、心の姿勢を幾分変えなければならない。自分との静かな戦いでもある。 KJ法を実践した人びとは、流れのあるストーリーとして構造がつかめたり、よりよい欲求が働いたりなどを通じ、自分の内面に、ある力強い喜びを感じる。 しかし、このいい知れぬ喜びを感じるまでには心の壁が存在する。 KJ法により なにがよくなるか前もってわからない、表面的な適用で満足してしまったり、妥協してしまったり、データの語るところに耳を傾けることなく解決策を論ずるという誘惑に負けてしまったり という壁だ。 ”仕事のことを自分のことのように痛切に感じる切実感こそKJ法の上達に必要なもの” ともいわれる(行動観察では ”マインドセット” の重要性が説かれている。とても近しいものを感じる。)が、まとめる人の能力相応のKJ法でいいのだ、大切なのはやってみることだ。 やってみればきっと、自分の内面に、ある力強い喜びを感ずることができるはずだ。 Posted by ブクログ 続・発想法 KJ法の展開と応用 川喜田二郎 既知の問題を解くのに、ブレーンストーミングをしたがる人がよくいる。 一度、ブレーンストーミングというやり方を覚えたので、なんでもそれをしたがる人だ。 ブレーンストーミングの進め方を覚えたので、定期的にやらないと、やり方を忘れてしまうという脅迫観念に縛られているのだろうか。 KJ法は、もっと柔...続きを読む軟であることが本書で分かった。 未知の問題を解くのに使ってほしいとのこと。 既知の問題に使うことを推奨していない。 きっと、それでも、本人以外は既知の問題で、本人だけが未知の状態にある問題を解くのに、 KJ法を押し付ける人が出てくるような気もする。 幸い、自分の周りには、KJ法を押し付ける人がいないので安心だ。 Posted by ブクログ 発想法 改版 創造性開発のために 川喜田二郎 「デザイン思考」を勉強している流れで読みました。 KJ法は アイデアを集めて、グルーピング化して、図解化して、説明する。 発散→収縮。 言われてみれば、単純な気もしますが行き詰まっている時はこういう整理する作業をどうしたらいいのかわからなくなってしまっているのだろうなと思います。 KJ法は...続きを読む「料理」に例えると自分の中ではしっくり来るかもしれません。 思考の断片は具材。具材が集まったら分類して順番に調理していく。最後にできた料理のレシピを作る。 みたいなことですかね。 頭の中で考えるだけでなく、ポストイットに思考を書き出していくというプロセスを最初にちゃんとやるかどうかが違いを生みそうです。 Posted by ブクログ 川喜田二郎のレビューをもっと見る