ジャック・ロンドンの作品一覧

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作品一覧

2022/12/23更新

ユーザーレビュー

  • 白い牙

    胸が痛くもなるけど引き込まれる

    現代の日本の犬との関係を考えると、主人公であるホワイト・ファングの経験は時に辛く悲しくもあるけれど、それが当時の犬と人との関係性のひとつなのかと思えば、ひとつの歴史が感じられる作品でした。
    そして狼犬目線の物語はとても興味深く、野生の狼や人に飼われている犬がどう感じ、何を思っているのか、真実は不明で...続きを読む
  • 白い牙
    2人の男が極寒の地で犬ゾリで棺を運ぶ冒頭の章に、ロンドンの真骨頂があると思う。これだけで短編小説のようだ。

    犬の視点から人間を神々たち、と表現していて、人間の文明というものがあらゆる生き物の中でずば抜けていると感じる事になる。(文明を築けたのは一握りの人間による所が大きいので、あまり自惚れる事はで...続きを読む
  • 野性の呼び声
    ゴールドラッシュの時代、大邸宅で優雅に暮らしていたバックが誘拐され、橇犬として売り飛ばされた後、過酷な暮らしの中で様々な人間と出会い、経験を重ね、やがて愛する人間と最後の絆が断たれた時、己の野生を呼び覚ます『声』の元に還っていく話。

    荒野の呼び声と訳されたタイトルの本もあって個人的に字面はそちらの...続きを読む
  • 白い牙
    表紙の孤独そうなオオカミ君に一目惚れして、レジダッシュした作品。
    これは大当たりでした!本当に面白かった~~!!

    主人公は、ホワイト・ファング(白い牙)と呼ばれるオオカミの子。
    それも純粋なオオカミではなくて、オオカミと犬の混血。
    そのあたりの設定が最後の最後まで生きてきます。

    ホワイト・ファン...続きを読む
  • 白い牙
    冒頭から、アラスカの雪の平原でハラペコ狼にとりかこまれ、一匹一匹食べられていくソリ犬・・・ついには人間も・・・な展開でつかみからがっつり。狼好きのバイブル。「野生の呼び声」が飼い犬が狼化して自然に還る話ならこっちは逆で、狼がよい主人に出会い、な話だった。なでるぞ!なでられる!の攻防は食うか食われるか...続きを読む

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