別宮暖朗の作品一覧

「別宮暖朗」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2014/09/19更新

ユーザーレビュー

  • 第一次世界大戦はなぜ始まったのか
    安定の読みにくさです。この著者の文章はクセが強くて好き嫌いがはっきり分かれると思います。しかし私にとっては読ませる文章なので、別宮本は大抵目を通しています。

    第一次大戦は一見してよくわからない戦争です。サラエボ事件をきっかけにオーストラリアがセルビアに宣戦布告したが、この戦争はあくまで局地戦です。...続きを読む
  • 日本海海戦の深層
    久しぶりに面白い本読んだ。
    司馬遼太郎の小説が史実と誤解され、乃木希典を筆頭に低い評価しかされない先人の名誉回復と(恐らく)歴史の真実の把握という意味で非常に良い本だと思う。
    小説の主人公の行動を元に戦略論や人生論を語るのは大間違い。要注意。
    2005年の本なので最新というわけではないが、初めて聞く...続きを読む
  • 旅順攻防戦の真実 乃木司令部は無能ではなかった
    近代史を知るには、軍事的知識が不可欠であることがよく分かる本。旅順攻防戦は無駄に兵士の命を犠牲にした愚かな戦いだったのか。否、塹壕戦では攻守ともに多大な犠牲を要する。その消耗戦に耐えた方が勝利者となる。 日露戦争と言えば、『坂の上の雲』が最も有名だが、司馬遼太郎の軍事的知識の欠如と思いこみ、乃木希典...続きを読む
  • 旅順攻防戦の真実 乃木司令部は無能ではなかった
     「乃木無能」論と言ったら、陸軍に恨み骨髄の元戦車兵著すところの国民的名作『坂の上の雲』だけれども、本当か。
     戦争体験のない我々は、戦争を対象化して捉えることが可能になるので、本書辺りを参考に要塞戦の目的とするところは何か、とか、当時の水準は那辺にあるのか、とか、詰まるところ今世紀に入って俄に解放...続きを読む
  • 旅順攻防戦の真実 乃木司令部は無能ではなかった
     既に5,6回読んでいますが、再読。

     読めばすぐにわかりますが、本書の目的は司馬遼太郎による乃木評価への論駁です。目的というかそれがすべてと言っていい。
     そのため、ある個所では明確に、ある個所では暗黙裡に司馬遼太郎の言葉(『坂の上の雲』や『殉死』など)を引用して、それに対する反論が述べられます...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!