作品一覧 2023/10/18更新 加害者家族を支援する 支援の網の目からこぼれる人々 試し読み フォロー 家族間殺人 試し読み フォロー 家族が誰かを殺しても 試し読み フォロー 家族という呪い 加害者と暮らし続けるということ 試し読み フォロー 高学歴難民 試し読み フォロー 息子が人を殺しました 加害者家族の真実 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 阿部恭子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 家族が誰かを殺しても 阿部恭子 みんなに一度は読んで欲しい本。加害者家族とされた途端に、全ての人権と過去から積み上げた名誉が失われる。日本は平和で暮らしやすい国だけれど、加害者家族になってしまったら、地獄になる国。 Posted by ブクログ 高学歴難民 阿部恭子 末は博士か大臣か…難民?! オイラ自身は何とか逃げ切れるかな、ってところまで来たけど、子どもこれから受験生…いろいろツラい。知っとくに越したことないけど。 Posted by ブクログ 高学歴難民 阿部恭子 タイトル通り、高学歴で、でも上手くいかない人たちの事例集だ。 テーマも言いたいこともシンプルで、下手に飾ったような書き方でも分析じみた書き方でもなく、素直に受け止めることができた。 自分だってどちらかと言えば高学歴な部類に入り、上手くいかなかったらこうなっていたかもしれないのだ、と思うと、今の幸せ...続きを読むと周りの人を大事にしなければいけないなぁと思う。 もちろん私も人間だから、好きになれない人もいるけれど、そういう人を馬鹿にしたり下に見たりしてはいけない、と自分を戒めてしまった。 Posted by ブクログ 息子が人を殺しました 加害者家族の真実 阿部恭子 家族が重大な事件を起こしたら、 その家族も罰せられるべきなのか? この問いにYESかNOかという単純な答えは出せない。 そんなことを考えさせれた本 加害者家族の苦悩やその後の人生は壮絶だ 賠償、贖罪、被害者家族に謝罪ができればいいが全てを拒絶される絶望、そして世間からのバッシングと差別 あらゆる...続きを読むものを背負って生きていかなければならない。 この本はそんな加害者家族の苦悩を綴っている。 それはドラマではなくひたすら残酷な事実 犯罪は誰もを不幸に陥れる 加害者家族に対し 「身内が犯罪を犯したのだから家族も罪人」 「家族が悪かったから身内が犯行を犯した」 などと考える人も多く ネットなどでの誹謗中傷 住む土地を追われたり、仕事ができなくなったり 結婚をあきらめたり、離婚したり… という現実がある この本は苦悩する加害者家族を支えるためのNPO法人「world open heart」を創立した阿部恭子さんのルポ アメリカでは加害者関係を支える人たちがいますが 日本には今まで加害者家族を支える団体はなかったそう。 阿部さんは、このNPOを作った経緯と苦悩、活動や実態なども書かれていますが、その心と信念と勇気に感動。 と言いつつも私も自問自答する 例えば… 自分の家族が殺されたり残酷な犯罪に巻き込まれた時に 加害者家族を許せるのか?謝罪を受け入れることができるのか? と言われると、おそらくできそうもない。 頭ではわかったつもりでも 現実問題、心が付いていくかと言われると… 憎しみで何も考えられなくなるような気がする。 いや、もしかしたら逆に私や私の家族が犯罪を犯したら… 被害者の方にどうやってお詫びするのか? 謝罪を受け入れられないとしたら… ネットで住所を特定され 住居を追われ、仕事を失い… となると… 死を考えるかもしれない… 犯罪はあってはならないこと 自分には無縁だと思っていても 被害者、加害者、関係者になることはゼロではない。 ただ、この本や阿部さんの活動を知ることで 加害者家族の苦悩を知ることは大きい。 そして、阿部さんの活動によって救われる人も多い。 深い内容でした。 Posted by ブクログ 息子が人を殺しました 加害者家族の真実 阿部恭子 これまで読んできた本の中で一番読むのが辛く、また読み切らなければという強い使命感を感じた。 家族の中での少しの歪みが、回り回って犯罪に結びついてしまう実例を何件も読んですごく心が痛んだ。 自分がどこまで影響を与えられるか分からないけど、world open heartにはこれから定期的に寄付をし...続きを読むていこうと思うし、少なくとも家族には感謝と愛情を今まで以上に伝えていきたい。 この文章を読んだ方のうち数人でも本書を手に取ってくださることを願います。 Posted by ブクログ 阿部恭子のレビューをもっと見る