TABLE FOR TWOが立ち上がった当時、世界人口のうち、約10億人が飢餓で苦しみ、同じく約10億...続きを読む人が肥満や生活習慣病に苦しんでいた。その食の不均衡を同時に解消するのがこの活動。先進国の社食やレストランに20円の寄付金付きヘルシーメニューを導入し、その20円が途上国の学校給食1食に変わる。1食食べると1食届き、どちらも健康になれるこの仕組みに惚れ込み、在学していた大学をはじめ普及する活動にのめり込んだ。
今でもこの本に出会ってから持っている想いは変わらない。誰もが「いま、ここ」でできる「世の中にちょっといいこと
」を無駄にしないで実践し、1人の100歩よりも100人の1歩ずつで世界を住みよい場所にしていく。TABLE FOR TWOはそれをできる仕組みだと思うし、もっと広がっていって欲しい。そしてかつての僕みたいに、これをきっかけに踏み出せる人が増えて欲しい。