イーロン・マスクを誤解してました。
彼は経営の才能とカリスマ性のある投資家だと思っていました。
しかし、想像を超えた、只者ではないぶっ飛んだ経営者でした。惚れますね。
南アフリカ共和国で生まれ、小さい頃から沢山の本を読み、周囲を遮りひとつのことに全神経を集中させる方法を身につけたと言う。
独学で
...続きを読むプログラミング(BASIC)を3日でマスター。
空手や柔道、レスリングを身につけ、当時いじめてきた不良をノックアウト。それ以来いじめられなくなる。
17歳で母親の親戚が住むカナダに向かう。
大学生の時に念願のアメリカへ渡る。
アメリカでインターネット決済サービス「Xドットコム」を起業したイーロンは、ピーター・ティール率いる「コンフィニティ社」とライバルになり、合併。
のちの「ペイパル社」となる。
彼らは「ペイパル・マフィア」と呼ばれますが、合併後の内部抗争は絶えなかったらしいです。
スペースXを起業して次にテスラ社を作った。
彼の経営方法は、とにかく細部にこだわり、口を出す。
技術者顔負けの設計であらゆる面からの天才的な思考でまわりを驚かす。
そして何より、失敗を恐れない。
失敗なくして前進はないと考えている。
とにかくやってみる。
失敗しても、そこから改善をし、何度も何度も貂 挑戦する。
そうやってスペースXもテスラ社も脅威的なスピードで成長を遂げてきた。
他にもすごいのは、この2社はすべて自社生産である事。当初は外部の部品を使っていたが、成長するにつれ、半導体も自社生産している。
ロケットはリサイクルだし、とにかく持続可能なエネルギーや再利用などの地球環境にやさしい事を徹底している。
他社もスペースXに続きロケットを再利用するように技術開発を進めているだろうと予測している。
彼は全世界のEV化のためならと、テスラの特許を取らない。
正しい事のためなら全財産投げても戦い抜く。
そんな彼が経営者であるからこそ、テスラ社がきつい労働時間でも、スペースXのロケットが何度も失敗しても、皆彼にはげまされ、ついていくのだなぁ。
そして、Twitterでたまにやらかす人気者だし。笑
急にTwitterで自社株売る発言をして相場荒れたりしますが、個人的には、もっとも目が離せない企業です。
この本は、イーロン・マスクの事を好きになる本です。笑