竹本健治の作品一覧

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作品一覧

2023/11/07更新

ユーザーレビュー

  • 涙香迷宮
    『狂狂』に続き、竹本作品七作目。本格ミステリ大賞受賞作。ミステリィとしても勿論面白いのだが、それにも増して、いろは歌の数々に圧倒された…こんなにたくさん作れるものなのかと!?
    その中でもある二首(一首?)には驚愕せざるを得ない。まさに超絶技巧。日本語の無限の可能性を感じる、そんな一作です。星四つ半。
  • 新装版 匣の中の失楽
    これは、ストレートなミステリーではない。
    ミステリーとしてではなく、一種の文学として読むべきだ。

    溢れる蘊蓄、幻想的な世界観、メタ的趣向にアンチミステリー。
    と、日本三大奇書のエッセンスを凝縮したような作品である。

    冒頭から不確定性原理を全面に押し出していて、入れ子細工になった構造も美しい。
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  • これはミステリではない
    20年くらい前にミステリーランドで「闇のなかの赤い馬」を読み、なんだか印象に残る作品で続きが出ないかなと思っていたら、10年くらい前に「汎虚学研究会」が出て更に続きが気になりすぎ、遂に「これはミステリではない」を読んで、まだ続きが読みたい作品。私はとても好き。
  • 狐火の辻
    最初は不気味かつ断続的な話が続いて少し混乱するが、それが段々と結び付き、最後に筋が通るのが面白かった。
    初めは心霊やオカルトかと思った部分が伏線になっているのも驚きがある。
  • 涙香迷宮
    ★5 暗号ミステリーの名作! 明治の鬼才作家、黒岩涙香が残した「いろは歌」の暗号を解け #涙香迷宮

    ■あらすじ
    囲碁の世界では有名な老舗旅館で殺人事件が発生した。主人公であるトップ囲碁棋士の智久は、刑事とともに事件解決を図っていく。
    一方、明治時代の作家、翻訳家である黒岩涙香の山荘が発見される。そ...続きを読む

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