囲碁殺人事件

囲碁殺人事件

550円 (税込)

2pt

3.7

第七期棋幽戦第二局は、〈碁の鬼〉と称される槇野猛章九段の凄まじい妙手で一日目を終えた。翌日の朝、対局の時間に槇野九段は現れず、近くの滝の岩棚で首無し屍体となって発見される。死の二週間前に目撃された「鬼の首を取る」奇妙な詰碁は殺人予告だったのか。槇野九段が首を切断された理由とは。山林で発見された腐乱死体は事件と如何なる関係があるのか。知能指数208の天才少年・牧場智久と姉の典子、そして大脳生理学者・須堂信一郎のトリオが不可解な謎に挑む。名作『匣の中の失楽』に続いて放たれた著者初期の傑作本格推理。ゲーム三部作第一弾、牧場智久シリーズ開幕。

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囲碁殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ゲーム3部作の最初の作品、囲碁、将棋、コントラクト・ブリッジと続くゲームとミステリの融合が頭を悩ませます。
    三部作の中ではトランプが個人的には好きですが、囲碁が一番ミステリとして純粋に楽しめます。
    囲碁の知識はヒカルの碁程度でも大丈夫!詰碁ってなにさ!?って人でもちょっと暗号の意味が解らなくて寂しい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    棋幽戦第二局1日目を妙手で終えた槇野九段が、二日目の朝首無し屍体としてなって発見された。
    囲碁の世界を舞台としたミステリ。囲碁にまつわるあれこれで構築された謎を、ミステリの手法で解き明かす。両者が持つ純粋さが絡み合いできる美しさを堪能した。

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月04日

    囲碁を題材にしたミステリー。囲碁好きには結構良いかも。というか、コウの複雑なルール解説が途中で出て来たりとか、むしろ囲碁好きじゃないと読めないだろこれ。
    もう少し囲碁のルールについて勉強したくなる一冊。

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    Posted by ブクログ 2017年05月24日

    天才棋士、智久くんの若いときのはなし。探偵役は姉の上司。
    囲碁しらなかったけれど解説があるので割と平気によめる。
    C0193

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    Posted by ブクログ 2012年05月26日

    作者が囲碁を愛してやまないことはひしひしと伝わってきた。
    天才少年の暴走っぷりがなんか微笑ましい作品。
    作品の舞台がよくわからんかったけど、敢えて年号とかを削除したらしい
    まぁ、今時記者が電話機に殺到しないもんなぁ。。。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年11月26日

    30年以上前の作品なので、障害に対する考え方も今とはだいぶ違っていたのだろう。この動機はこの時代では特段不思議ではなかったのだろうか。私としてはそこまでするのかという違和感をおぼえてしまった。しかし棋戦が舞台というのは面白かった。

    0

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