稲垣篤子の作品一覧

「稲垣篤子」の「1坪の奇跡」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 1坪の奇跡
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    40年以上、早朝から行列がとぎれない吉祥寺「小ざさ」。現場で羊羹を練り続ける女社長、78歳の処女作!日本全国6500社超を訪問した坂本光司氏が「本物中の本物」と評した小ざさには、なぜ全国からひっきりなしにお客がやってくるのか?障がいのある社員との話も収録。
  • 1坪の奇跡

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    「やらなくちゃならない仕事」を「やりつづけたい使命」に変えた女性の一人語り。吉祥寺の駅前の一坪の小さなお店だけど星のような光を放っています。ダイヤ街の道の真ん中の大行列(他のお店の邪魔にならないように?)を見たことがありますが、その光を目指してのちょっと異常な風景なのでありました。そんなに羊羹・最中食べたいの?その光は、もしかしたら彼女が仕事を始めて10年目に感じた「炭火にかけた銅鍋で羊羹を練っているときに、ほんの一瞬、餡が紫色に輝くのです。」という瞬間の発光か?いやいやそれは商品の輝きでも店の輝きでもなく稲垣篤子という人間の放つ強い光なのでありました。ものすごい負けん気の持ち主です。屋台時代

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    2018年08月20日
  • 1坪の奇跡

    Posted by ブクログ

    和菓子屋だと思ってあなどることなかれ、という印象でした。仕事や経営に関する大切なことがたくさん書かれていた、良い本だと思います。経営に関わる方には特におすすめです。

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    2014年01月25日
  • 1坪の奇跡

    Posted by ブクログ

    高校卒業後まもなく、
    一家16人の生活を1人で背負ってお店に立ち続けた女性の実話。

    決して弱音を吐かない・泣かないと覚悟した芯の強さ、
    1つ1つの和菓子に妥協しない職人魂、
    お客様に真心をこめて売り続ける愛情、
    社員を対等に扱い育てる優しさ・・・

    彼女を見ていると、
    仕事とは本当に厳しいもので、
    けれども決して弱音なんて吐いていられないいもので、
    そこから得られるかけがえのないものがあることに気づかされます。

    「背負うものがあるほど人は強くなる」
    「親が一生懸命生きている、その姿を子に見せれば大丈夫」
    ・・・私も、弱音なんか吐いていられないですね。

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    2013年02月18日
  • 1坪の奇跡

    Posted by ブクログ

    御歳80歳になられる稲垣社長。 そして社長が丹精込めて「練った」羊羹アンド最中の、たった二品目で行列が切れない和菓子店「小ざさ」の軌跡。

    稲垣社長も凄いが、預金が封鎖された敗戦下の日本に、台湾より帰国し、すぐにキャラメルの製造、そして小ざさを立ち上げた親父さんもすごい。この親父さんの商売にまつわる教え「箱はキチンと並べすぎると取っつきにくいから少しズラして陳列する」や「店は雨が入っても、ちょっと下がって入店できるように設える」あるいは「お客さんのつま先がちょっとお店のほうを向いたときに声をかける」は、お菓子に人が求める心を知りぬいた達人の至言ではないでしょうか。

    そして、親父さんを継ぐ二代

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    2012年12月06日
  • 1坪の奇跡

    Posted by ブクログ

    あんの練り方の話が、詳しく話されている部分が興味深かったです。(自分が学んでいるマクロビとも共通点があったりして)
    かなり細く書いていただいているので お店の風景が目に見えるようです。
    こんなお店の残る吉祥寺がうらやましく思いました。

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    2013年02月11日

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