最初は「何て胸糞悪い子なんだろう」と嫌な気分で読み進めていった。
トリイとのやりとりで時折涙を流すのを読んで、マウントを取ろうと嘘をついてるのか、それとも本当に苦しんでるのか、どっちなんだろうと一緒に悩んだ。
後半、トリイがジェシーのことを大好きと書いてあるところにちょっとグッと来た。
トリイの
...続きを読む振り回されないところ、この子の愛すべきところをちゃんと見つけてるところがすごい。
ジェシーが自己破壊してしまうところもせつなかった。わからないことが怖かったんだ。
読んでいくにしたがってせつない気持ちがわいてきた。ジェシーは幼い頃から寂しい、悲しい思いを嫌というほど味わってきた。何てかわいそうな子なんだろう。
最後、トリイに届いたジェシーからの手紙に思わずウルッと来た。
プロのダンサーになってたなんて!ジェシー素敵!親戚のおばさん気分だった。ジェシーがずっとずっと素晴らしい人生を送れますように。