作品一覧 2024/03/19更新 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房 試し読み フォロー 小田くん家は南部せんべい店 試し読み フォロー お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル 試し読み フォロー お山の上のレストラン2 青葉の頃 ハーブポークの休息 試し読み フォロー [新版]ジャパン・ディグニティ 試し読み フォロー ジャパン・ディグニティ 試し読み フォロー 【無料お試し版】小田くん家は南部せんべい店 無料あり 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 髙森美由紀の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 小田くん家は南部せんべい店 髙森美由紀 児童書じゃないのに小4設定、何となく匂わされてる西暦、この作者、途中で大枠は思い至りました。そこの真相開示の先も起伏があり、テーマがうっすらとつながってて弘毅たち子供の成長譚でもあり、かなり密度の濃い1冊だった。最後「せんべい型」持ってくるのは巧み。 Posted by ブクログ 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房 髙森美由紀 言葉にはできない溢れる思い。 大切な人に伝えられるとしたら…。 それを可能にした菱刺しと菱刺し工房に集う仲間たちのリスタートの物語。 菱刺しは青森県に伝わる刺し子。 その模様の一つ一つには意味がありました。 ・女子高生綾は職場の人間関係に悩む父親に、 ・結婚の決まった結菜は残していく父親に、 ...続きを読むそして父親は嫁ぐ娘に、 ・母子家庭で育てられた香織は施設で暮らす認 知症の母親に、 登場人物たちはそれぞれ大切な人に菱刺しを贈ります。 菱刺しは忘れていた記憶を呼び覚まし、見落としていた思いにも気づかせてくれました。 また菱刺しには、たとえ間違って針を刺してしまっても何度でもやり直せるという特徴も。 失敗しても大丈夫。 自信は無くてもとりあえず前に。 一針一針進む姿は、まるで人生の歩みのよう。 リスタートは、いつでも、どこでも、何度でも。 温かく励まされたような気持ちになれる作品でした。 癒やされます。 Posted by ブクログ 小田くん家は南部せんべい店 髙森美由紀 読みながらなんといっても南部せんべいが食べたくなりました。特に白せんべいは食べたいです。主人公弘毅の活躍に拍手喝采、よっしーのキャラも面白く、あとせんべいを焼く技術の大変さに読みふけってしまいました。ラストの潤との別れのシーンはジーンとしてしまいました。元気が出るおもしろ物語にあなたも読んで見て下さ...続きを読むい。 Posted by ブクログ [新版]ジャパン・ディグニティ 髙森美由紀 映画の帯付きを本屋さんでお見かけし、大切に保管してました。映画[バカ塗りの娘]を観てから読むか迷いましたが、少し読み始めたところ 心地よい津軽弁で過ごす美也子さん始め登場人物達が生きる姿を追いかけ、止められず、あっという間に読み終えました。映画が ますます楽しみになりました。 Posted by ブクログ 藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房 髙森美由紀 面白かったー!知らないことを知るのは楽しい。 民藝、日本各地の産物、青森出身の作者ならでは。本として作品を紹介し残していく。日本の伝統工芸、大切にしたい。 とても温かい話で、まさかなところでうるっとくる。 青森弁が分からなすぎるのも雰囲気出て良い! 菱刺し、綿が育ちにくく寒冷地。法律で農民は麻し...続きを読むか着られなかった時代に厳しい環境を生き抜く知恵、保温効果を高めた菱刺しは、うつくしさの中に重みと強さがある。布の目を塞ぐ。一刺し一刺し愛する家族を守るため。命が繋がるならやる、シンプル。生きるって案外シンプル。 p.218 雨宿りした公民館で出会った菱刺し、進路に悩む綾は出会ったことで人間性まで変わる。それに関わる人々の苦悩と菱刺しの時間の穏やかさと。人々の悩みは昔も今も少なくない。ただ一刺し一刺し進める時間は数を数えて穏やかに、気持ちの波も静まる。 マーサが、真麻で、亡くなってしまった、孫息子の彼女で。引きこもっていた6年間は、ばあちゃんの作品を引き続き仕上げる、指揮を取ることで外の世界と繋がりを持てた。菱刺しが人を繋いでくれる。 菱刺し(青森南部)は偶数の布目を拾い 昔からカラフル、今はくすみカラーが流行り 横長で大らかな雰囲気 こぎん刺し(津軽地方)は奇数目を拾う刺し子 キリッとした雰囲気、糸の色も増えてカラフル、昔は藍色の布に白糸一択 Posted by ブクログ 髙森美由紀のレビューをもっと見る