ユーザーレビュー この顔と生きるということ 岩井建樹 題材としては触れる機会の少ないもので取り上げ方の正否は判断し難い。 本著で顔をさらけ出すことを選んだ当事者には周囲の支えや自己との向き合い方からの転機が光明として差したという条件が少なからずあるように思える。 露出以前に他人との接触を閉ざさざるを得ないような境遇も想像に難くはない(自分の身に起こっ...続きを読むたと考えると) こうやってメディアに声をあげてくれる当事者の裏で不可視化されている影の部分にも想像を巡らせる必要は、ルッキズムに果てがない現代の一側面として改めて捉えるべきものとも感じる。 Posted by ブクログ この顔と生きるということ 岩井建樹 考えさせられる内容だった。他の人はこの本を読んでどういう感想を持つのか疑問に思った。読めて、知れて、良かったと思う。 Posted by ブクログ この顔と生きるということ 岩井建樹 すごく苦しい。けど、障害のない自分だからこそ読まなくてはと思って手に取った本。 顔に障害がある方は人間関係がマイナスからのスタートになってしまうから会話や行動、内面を努力して磨いている。 それって私たちこそすべきことなのに…と思った。 美容整形や脱毛、加工、なんでも容易くできる時代で 顔については障...続きを読む害がなくとも無限に悩みが出てくるし コンプレックスは中々消えないけど、まずこの顔に感謝しなくてはと思った。 印象に残った言葉は、『自尊心の貯金』『好意的な無関心』 こういった方に出会った時、好奇の視線を向けない。でも無視はしない を心がけていきたい。 Posted by ブクログ この顔と生きるということ 岩井建樹 変に気を遣われるくらいならはっきり聞いて欲しい、出来れば触れないで欲しい、捉え方は人それぞれ違うので正解がないのが難しい…でも世の中正解があることのほうが少ないし、そもそも人間関係に正解なんてないのでは…そう考えると何も難しいことはない。まずジロジロ見ないこと、そんな風に見られたら誰だって嫌な気分に...続きを読むなるし、当然だよなぁ…と気づきました。 Posted by ブクログ この顔と生きるということ 岩井建樹 同じジャーナリストでありながらも当事者と非当事者。言葉の重味が違い、当事者であるジャーナリストの気持ちが鋭かった。 いろんな人がいていい。 いろんな病気がある。 それが当たり前だ。 という社会になってほしいと願わずにはいられない。 Posted by ブクログ 岩井建樹のレビューをもっと見る