尾脇秀和の作品一覧

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2022/06/17更新

ユーザーレビュー

  • 氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか
    一度読むだけでは全て理解するのは難しいけれど、近世から近代にかけての氏名の成り立ちを知る上ではコンパクトにまとまった書籍だと思う。
    『氏名の誕生』を読む前に、『壱人両名』を読んでおくことをオススメする。
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分
    江戸時代の身分制度と人別(戸籍)と名前の矛盾と行政処理を解説。地味だが面白く、特に幕府が壱人両名(同一人物が別名で2重戸籍をもつ)ことを、訴訟が起きない限りは放置していて、本音と建前の使い分けで行政処理をしていたことが面白い。今の役所でもそういうことあるね。正直に申告すると損をするみたいな。「言わぬ...続きを読む
  • 氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか
    江戸時代の公家・武家・庶民の名前について理解するための好著。ある程度は知っていても細かいところはわかっていなかったのでこの本は大変参考になる。まだざっと読んだだけなので「名乗り」とか「姓名」等々現在の感覚とは違う用語をちゃんと理解した上でもう一度読む必要はありそうだ。
    ただし、古代については著者の理...続きを読む
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分
    江戸日本の知られざる二重身分 という副題が気になって。
    町人でありながら武士でもある、というような#壱人両名 。「士農工商」という身分制度を学んだ身からすると、そんなことあり得たの?と思うけれど、そのさまざまな例を知ると、江戸時代の秩序感が思っていたものとは違うらしいことをぼんやり理解できるようにな...続きを読む
  • 氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか
    とても勉強になった。

    本書に書かれた名前の前提を知らないと、明治維新は理解できないのではないか。

    詳細は同じ著者の「壱人両名」に書かれているようだが、同一人物が複数の身分、職業、名前を使い分けることが許容されるとはと、江戸時代の社会の柔軟さに驚いた。

    傍筋となるが、当時の既婚女性の姓は場面によ...続きを読む

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